ゆっくり起きて、まずはアリオの手芸店でモヘア1玉を受け取り、そのあとカフェソラーレでサラダほうれん草付きのバターチキンカレーをお腹にしっかり入れてから、自転車をアリオに置いたまま、千代田線と京浜東北線を乗り継いで蒲田へ。大田区の区民ホール、アプリコは駅から3分で、方向音痴の私にも優しい立地。
午後2時開場、2時半開演の OTTAVAクリスマスコンサート。ずいぶん早い時間から、あっちでもこっちでもリスナーさんに遭遇し、お久しぶり、とご挨拶。
今までOTTAVAのコンサートは金曜日の夜が多く、金曜日の夜の番組を担当しているためにお留守番をさせられていたDJモーリーこと森雄一さんの司会で、第一部の最初は東海大学付属高輪台高等学校吹奏楽部によるブルックナーの「交響曲第8番ハ短調フィナーレ」と和泉宏隆作曲の「宝島」。東京のブラスバンド強豪校だそうで、特に「宝島」は総勢130名の笑顔がはじける爽やかな熱演。若さっていいなぁ。
続いて登場したのはピアニストの清塚信也さん。「コウノドリ」のメインテーマと「ブライトネス」に、ドラマのシーンが蘇る。バイオリニストのNAOTOさんが加わり、NHKの「スタジオパークからこんにちは」のテーマ曲になってる「HIRUKAZE」を軽快に。このお二人は以前からジョイントコンサート等もされているので、演奏はもちろんトークの息もピッタリ。どっちかというと清塚さんが脱線しようとするのをNAOTOさんが引き戻す、みたいな。途中で斎藤さんがNAOTOさんとの約束どおり、手作り感満載の雪だるま姿で登場し、NAOTOさんはサンタの帽子をかぶり、細身のパンツにブーツでピーター・パンみたい。清塚さんはトナカイのかぶりもの。クライスラーの「前奏曲とアレグロ」、クリスマスっぽい「星に願いを」に続いて、ピアソラの「リベルタンゴ」が予定されていたところ、清塚さんが「チャールダッシュ」にしようと言い出し、客席のじゃんけんで「チャールダッシュ」に変更。時間が許せば「リベルタンゴ」も聴きたかったんだけど、残念ながらすでに押せ押せだったので叶わず。
15分の休憩をはさんで、第二部は本田聖嗣さん他4人のピアニストによる1台のピアノで2人の連弾や2台のピアノで4人の連弾、女性4人のサクソフォーンカルテット「桜」の演奏、本田さんのピアノでソプラノの上田純子さんによる独奏、とバリエーション豊かに名曲の数々。ラストはお約束の「威風堂々」だったんだけど、リスナーにとってはお約束でも、普段 OTTAVA を聴いていない人にはハテナだったかも。押せ押せで説明する時間もまったくなさそうだったから仕方なかったんだけどね。
終演後、チケット提示でOTTAVAのノベルティのハンカチを受け取り、斎藤さんにも「雪だるまお疲れさまでした」とご挨拶。駅に向かう途中で他のリスナーさんと合流し、西日暮里まで一緒で楽しくオシャベリ。
自転車を取りにアリオに戻る頃にはお腹が空いて、なにやら急にお肉が食べたくなって、フードコーナーのテキサスキングステーキへ。
しっかりスタミナ補給をして帰宅した後、キリリと仕事モードに切り替えて、9時頃から英訳をスタート。ふぅ、と疲れてはコンサートの余韻にしばし浸ってパワーを取り戻し、午前5時近くまでかかって一気に終わらせた。かなり集中したので脳内スパーク気味 (^^ゞ