まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-05-04

今日も国際フォーラムへ、と向かう途中、山手線の中で文庫本を読んでいたら、着いた駅が大塚で、西日暮里で乗り換えた時に逆方向に乗ってしまったことに気付き、慌てて降りる。絵の教室で池袋まで乗るのが習慣になってるからなぁ。それにしても、あと1駅で池袋、というところまで気がつかない私って ^^;

すっかり時間をロスしてしまい、13時からのOTTAVAの公開録音にぎりぎりセーフ。今日のプレゼンターは本田さんで、最初のゲストは、本田さんが尊敬してやまないピアニストのジャン=クロード・ペヌティエさん。私が初日に聴いたヴォックス・クラマンティスのピアノ伴奏もしていらした方で、まさにパシオンがほとばしるような愛にあふれたトークがとっても魅力的。さらに、バッハ・コレギウム・ジャパン鈴木雅明・優人父子、若きヴァイオリニスト成田達輝さん、そしてラ・フォル・ジュルネの芸術監督ルネ・マルタンさんと、今日も多彩なゲストを迎え、成田達輝さんはパガニーニの難曲「24のカプリース」第24番イ短調を生演奏してくれた。プリンスのような佇まい。ルネさんからは、来年のラ・フォル・ジュルネのテーマ Nature も発表され、大いに盛り上がる。

公開録音の終了後にはリスナーの集いに顔を出し、屋台村では野菜カレー。そのあとはまたオフエアトーク。本田さんと林田さんに、ピアニスト&文筆家の青柳いづみこさんが加わり、様々な音楽家たちのどろどろの恋愛をめぐる深いトークを展開。恋愛ってパシオンの源流だものねぇ。

最後はオープンスペースで、大勢のリスナーさんと一緒に2大イベント。まずはリスナー同士で入籍したての新婚さんのお祝い。リスナーのひとりが手づくりしたヴェールが美しく、幸せそうな笑顔を見ているだけで幸せのおすそ分けを頂いた気分。続いて斎藤さんのお誕生日を1日早くお祝い。ケーキとシャンパンが用意されていて、みんなでひと口ずつ。笑顔がいっぱいで、とっても楽しかった。

さらにそのあと近くのパブに移動して、終電ギリギリまで。去年のラ・フォル・ジュルネにはOTTAVAのブースがなくて寂しかった。去年はやることがなくてたくさんお酒も飲めたけど、忙しくてちっとも飲めない今年のほうがやっぱり楽しい、という斎藤さんの言葉が象徴的で、OTTAVAラ・フォル・ジュルネに復活した喜びをかみしめた3日間だった。さよなら今年のラ・フォル・ジュルネ。また来年!