まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

OTTAVA TMMT スタジオ

去年の4月に OTTAVA のサテライトスタジオが天王洲に開設され、たくさんのリスナーが訪れているというのに、私はこれまで一度も行ったことがなかった。ラ・フォル・ジュルネの最終日、ホールEからの放送が終わった後に、水曜 Salone のプレゼンターであり、メルコレディというグループとしても活動しているピアニストの山田磨依さんとハーピスト中村愛さんに、チェリストでプレゼンターでもある伊藤悠貴さんを加えた3人のミニライブがあり、その際、8日に天王洲のTMMTスタジオで、メルコレディの Salone に古楽アンサンブル「ラ・モッラ」をゲストに迎え、公開生放送をやるとの情報。実は水曜Salone ほとんど聴いてないんだけども、古楽アンサンブルに興味があったし、TMMTスタジオに行ってみるいい機会だと思って、ムーミン展の後、六本木から浜松町経由で天王洲アイルへ。

ところがしっかり場所を確認していかなかったものだから、完全に迷ってしまい、途中で GUIDO の店舗で道をきいたのに、それでもたどり着かず、もう一度、テラスレストランでもきいてみたら、その人はサテライトスタジオの存在自体を知らなかったんだけど、TMMTならたしかあそこに、と近くまで連れて行ってくれた。でも、ドアを入るとガランとした広い空間で、カフェのようなのにお店のスタッフらしき人の姿はなく、ここも違うのかなぁ、もうあきらめて帰ろうかなぁ、と思い始めたところへ奥のドアが開き、逆光の中に浮かぶシルエットは … 斎藤さん! やっぱりここでよかったのね。

普段は窓を開けているのでボードウォークからもスタジオの中が見えるんだけど、今日は日差しが楽器に影響するというのでブラインドを閉めていたため、余計に分かりにくかったみたい。

古楽アンサンブル「ラ・モッラ」は、西山まりえさんの中世ハープと、ミハウ・ゴントコ氏の中世リュートコリーナ・マルティさんの最古のチェンバロと言われるクラヴィシンバルムというユニークな構成。自分もアルパという南米のハープを習っていることもあり、特に中世ハープに興味があって、音だけじゃなく、楽器そのものを見てみたかった。幅が狭く、小さなハープで、やさしい音色。

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3人の演奏は15分ぐらいで、そのあとCDからの音源を流している間に楽器が片付けられ、その後はトークになるようだったので、続きは自宅で、タイムシフトで聴けばいいか、と斎藤さん他のリスナーさんにご挨拶をして帰宅。

あちこち移動したので、この日の歩数は12913歩(エモパー調べ)