まるぶろぐ

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復興コンサート

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水族館からツアーのバスで多賀城市民会館ホールに移動し、15時から「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート 2019」。震災直後から被災者の方々に音楽を届けるための演奏会を実に870回余りも続けてきた仙台フィルを応援しようと始まったこのコンサートも今年で8年目。

大井剛史さんの指揮で、毎回同じバッハのアリアの献奏に続いて黙祷の後、歌劇「ウィンザーの陽気な女房たち」の序曲。そのあとシンガーソングライターの半崎美子さんをゲストに迎えたのだけれど、私の左右も前も半崎さんの大ファンで、聴きながらずっと歌っていて、左からは女性の声、右からは男性の声に邪魔をされ、肝心の半崎美子さんご本人の歌にちっとも集中できなかった。その意味ではアンラッキーな席だったかも。

前半の最後は、5年連続出演している仙台南高校の合唱団を迎え、半崎美子さんも一緒に「わせねでや」(忘れないで、という意味)。この曲は左右からの邪魔が入らずじっくり聴くことができた。

休憩をはさんで、ベートーヴェン交響曲第七番(通称「ベトシチ」)をたっぶりと。これはもうまさに熱い演奏で、大満足。

そして最後は、これも毎年恒例の「威風堂々」大合唱。今年も大きな声で歌った。

休憩直後、司会を務めるOTTAVAの斎藤さんがこれも毎年のお約束で「どこから来ましたか?」アンケートをしたら、多賀城市内の方が多くて、地元の方にこのコンサートが浸透するのが一番望ましいことだから、良かった。リスナーの中でもともと遠方の下関から毎年いらしゃるご夫妻のうち、ご主人が今日は出張先のバンコクから帰国後すぐにかけつけたので「バンコク!」と答え、会場騒然。斎藤さん、事前に知っていたから、内心にんまり、だったかな?

というわけで、今年の復興コンサートも無事に終了。良かった良かった (^^)