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元日に続いて今日も夜がすっかり明けた７時すぎにようやくベッドに入り、４時間程度で目が覚めたものの二度寝をしてしまい、さらに２時間ほどでまた目が覚めたのに三度寝までしてしまった。やっとベッドを出た時にはもう林田さんのオッターヴァ・アモローソも終わった後。どうしても寝正月になっちゃうわぁ。

アモローソをオンデマンドで聴きながら、夕べ始めた手芸の続き。長辺７センチの小箱なのに、６枚の板のそれぞれに５色の糸で模様を刺し、さらに金色の細いラメ糸でアクセントを加えていく作業はなかなかに時間がかかる。でもひと刺しごとに模様が浮かび上がっていくプロセスはなんとも楽しい。最後にフタの縁取りをして、このために用意した薔薇のボタンを取り付け、フタにはボタンをくぐらせるループを作る。ボタンが楽に通る長さのループにすると、フタがきっちり閉まらずすき間が空いてしまう。ピッタリ閉まるようにループを引き締めると、ボタンがきつくて通らない。難しいわぁ。

小箱が出来上がる前にアモローソは終わってしまい、WOWOWで「おとうと」を見た。兄と長いこと音信不通の私としては、ヘンに身につまされそうで映画館に足を運ぶ気にはどうしてもなれなかったのに、気にはなっていたものだから。鶴瓶さんが演じる弟と私の兄とはまったく違っていたので、それほどオーバーラップすることなく最後まで見ることができた。ただやっぱり、どんな人間でも身内なら最後には許し合えるはず、というのが大前提になっているようで、必ずしもそうじゃない場合だってある、と言いたくなってしまうんだよねぇ。それにしても、吉永小百合はやっぱりキレイ！

２つめの小箱はとりあえず形としては完成したものの、うまく写真が撮れないなぁ。デジカメってやっぱり目に見えるとおりに写せるわけじゃないから、鋭角的に歪んで見えちゃうのよねぇ。