まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ムーミン展で

maru992009-05-15

早起きするぞっ! と8時にアラームをセット。ところが暗示がききすぎたのか、5時半にもう目が覚めてしまい、さすがに早すぎると二度寝をしたら、6時すぎにまた目がパッチリ。4時間弱だから寝足りないはずなのに、やけにスッキリさわやかなので起きてしまった。

美味しくなった珈琲をゆっくり楽しみ、ネットでのルーティンにもじっくり時間をかける。9時すぎに家を出て有楽町へ。交通会館のパスポートセンターでまず10年旅券用の収入印紙代16000円を払ってペタンと貼ってもらい、受取窓口で番号札をもらってから呼ばれるまでわずか2〜3分。口頭での本人確認もスムーズに終わり、インフルエンザに関する注意書きと一緒に新しいパスポートを受け取る。果たしてこのパスポートが有効な10年間に、予定しているフィンランド旅行以外に海外に出ることがあるのかどうか分からないけど、免許証のない私にとっては唯一の写真付身分証明書として活躍してくれるはず。

次は大丸ミュージアムで開催中のムーミン展。よっぽど歩こうかと思ったけど、交通会館は有楽町の駅前だし大丸は東京駅の駅ビル状態だから、遠回りすることもないかぁ、と1駅だけ山手線に乗る。午前中なら空いているんじゃないかとこの時間を選んだのが正解だったみたい。人が集まっているところは飛ばして、あとで戻ってじっくり見る。油絵1点のほかは原画と立体で、出展元のムーミン谷博物館にはフィンランド旅行で訪れる予定だから、おそらく同じものを現地でまた見ることになるはずなのだけれど、それでもやっぱり見たいのねん。

ムーミンの作者であるトーベ・ヤンソンは、油絵も手がける画家であり漫画家でもありイラストレーターでもあった。「絵を描く」 ことは共通していても求められる資質はそれぞれに違うと思うのに、そのすべてをひとりでこなしていたところがすごい。そしてなにより彼女の色彩感覚が好き。何度も描き直した習作と実際に使用された原画の両方が展示されていて、小さな絵のひとつひとつをいかに丁寧に描いていたかがよく分かる。鼻が長くヒョロリとしていた体型が次第に丸みをおびてかわいらしくなっていく変化のプロセスもじっくり確認することができた。

こうした展示のお約束で、様々なムーミングッズが販売されている。すでに持っているものも少なくない。展示の図録と、色彩の素晴らしい絵葉書やクリアファイルをいくつか。スーツケースの目印として貼るのにピッタリなステッカーを2枚。皮製のスナフキンのしおり。イラスト入りの付箋など、ついあれこれ買い込んでしまう。図録1600円、その他のグッズに4500円ちょっと。今からこんなで、フィンランドでは一体いくら使ってしまうのか???

東京駅の八重洲口から丸の内口へと移動して、丸ビルの中にあるロフトへ。ここに 「ほぼ日ショップ」 がオープンしたのでのぞいてみた。ここでもクリアファイルを2つ。糸井さんの愛犬ブイヨンのとはらまきの柄にもなっているクマのと。もう発売されているはずなのに近所では見つからなかった Coleto の4色ホルダーもゲット♪

ここまでずっと歩きっぱなしだったので疲れてしまった。お腹も空いた。でも3時5分前ぐらいで、丸ビル内のレストランはほとんどランチタイム終了でクローズ。さんざん歩いた末に落ち着いたのはスープストックトーキョー。せっかくめったに来ない丸ビルなのにぃ。

北千住のハンズで、手織り機に必要な蝶ナットを探し、今度は間違いなくナットとネジがバラバラのものをゲット。ついでに海外用の電源プラグ変換アダプターも購入。

それから着物のお店のイベントに顔を出す。最近すっかりご無沙汰していたので寄らないわけにいかなかった。2回目の試着はそれはそれはステキなコーディネートだったけれど、パッタリと仕事が途絶えている現状で高い高い着物なんてとてもとても。

夕食を済ませ、ようやく帰り道。いつになくたくさん歩いた上にお腹がいっぱいなものだから猛烈に眠くなってきて、歩いていても意識もうろう。まるで酔ってるみたいにヨロヨロしながらやっとのことで帰り着き、ソファに座った途端に寝入ってしまったらしい。ハッと目が覚めた時にはすでに1時間半も経過していた。

もりだくさんの1日でした〜。