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ひとつ終わってもあとまだ２件、仕事が残っているのだけれど、絵の教室でぜひ観に行くようにと薦められていた牧野邦夫展が今日最終日なので、すべりこみセーフで出かけることにした。

久しぶりに木楽の野菜天せいろでお腹をいっぱいにしてから、西武線で中村橋へ。この駅で降りるのは初めて。練馬区立美術館は駅からすぐで、あちこちに牧野邦夫展のポスターが貼られ、浅草歌舞伎の時期の仲見世みたい。

最終日だけに私と同じ駆け込み組が多いのか、かなり混んでいたけれど、場違いなオシャベリをする人などがまったくいなくて、至って静かないい雰囲気のなかでじっくり鑑賞することができた。

絵のことを具体的に表現できるボキャブラリーを持ち合わせていないのがもどかしいほど圧巻の展示で、１階と２階に分かれた展示をひととおり観た後、特に印象に残ったいくつかの絵を再び観るためにもう一周。観に来てよかったぁ。

普段はなるべく避けている図録を迷わず購入。喫茶コーナーで図録を開くと、隣のテーブルは関係者のようで、そのうちのひとりが図録に写真が載っている牧野夫人によく似ている…と思ったら、「千穂さん」と呼ばれていたからご本人らしい。61歳で亡くなった画家の没後27年目の個展なのに、ご夫人がお若くてビックリ。

コーヒーと一緒に頂いたシュークリームが美味しかったので、テイクアウトできるかきいたら、ちょうどお店から商品を届けに来ていたスタッフがお店に戻るというので、連れて行ってもらった。「どんぐりの木」というかわいらしいお店で、商品を選んでいる間に黒豆茶のサービス。シュークリームの他にも野菜プリンやシューラスクなど、ついついあれこれ買い込んで、帰宅後にさあシュークリーム、と意気込んで開いたら、肝心のシュークリームだけが入っていなかった。レシートにも記録がないからお金は合ってるんだけど、あのシュークリームが一番メインだったのになぁ。残念。

疲れが出たのか、珍しく腰痛が… ^^;　マッサージチェアで15分コースを２回。そのあと２件目の和訳をスタート。前にも手がけた案件で、わりといいペースで進みそうなので、１時間ほどで中断。明日は早いから、とお風呂へ。

なのにお風呂から出たら全仏オープンがフェデラー戦で、しかも「フェデラーあやうし」の状態だったものだから、気になって寝るに寝られず、フェデラーを応援。勝利を見届けた時点で、すでに午前４時近く。明日早いんだってばー。