夕べ終わらせた和訳で仕事がはけたので、今日はのんびりオリンピックを見ながら、懸案だった和室の押入れの片づけを始める。プラスチックのケースがいくつかあって、その中味はもうほとんど着ない服や、柄がいいとつい買ってしまう布物など。手織の課題が進むにつれてどんどん増えつつある糸や織り上がった作品の置き場所をなんとかしなくちゃと前々から思っていたので、ここらで一念発起して、思い切ってあれこれ処分してケースを空にするつもり。
今日のオリンピックはなんといっても北島選手だったねぇ。見事な金メダルで２連覇。いつも強気なイメージだけに、涙で言葉をつまらせる姿が印象的だった。ゴール直後、雄たけびを上げながらガッツポーズをしている時に、ミラー仕様のゴーグルにスコアボードの赤やグリーンの文字がキラキラ映っていて、その映像がまるでサイボーグみたいで、ますます強そうに見えた。有言実行のかっこよさ。２冠の期待がいよいよ高まる。
柔道はメダルなしで終わったけれど、女子の解説をしている山口さんの痛快なコメントがたまらなく面白い。外国の選手が指導のポイントだけで勝った試合だったか、思わずガッツポーズをする姿に、間髪いれずに 「ガッツポーズするほどじゃないですけどね」 って。日本の選手が出ていない試合だと、試合がどうなるかより山口さんのコメントの方が楽しみだったりしちゃう。
女子バドミントンは明暗が分かれたねぇ。人気も注目度もナンバーワンだったオグシオペアが惨敗し、ダークホースと言うべき前田・末綱ペアがランキング１位の中国ペアを下した。バドミントンの試合をじっくり見たのも初めてだなぁ。サーブの直前、せっかく選手が真剣そのもので対峙してるのに、その向こうの観客席で同じグループが何度もカメラに手を振るのがなんだかなぁ。そんなに映りたいか？ というか映ってるんだから、ちゃんとすればいいのに。
見ながら片付けも順調に進み、処分するものが大きなビニール袋に３つ。その分、空いたプラスチックケースの１つはもう糸でほとんどいっぱい。手織の作品を入れたケースは今のところまだ空きがあるけど、今後もどんどん増えるからねぇ。そもそもひとり暮らしのくせに荷物が多すぎるんだから、少しずつ整理していかないと。
まだプラスチックケースを並べて収拾がつかずにいるところへ、久々に鳴り響く悲しげな着メロ。ファイルの内容を確認したら電話をくれと。急いでＰＣを起動し、１４ページほどの英文を確認してから電話をしてみると、その書類はほんの一部で全体は４００ページ近くあり、すくなくともそのうち９０ページぐらいを依頼したいと。うわぁ。めっちゃ大変やん！
仕事がはけている以上お断りするわけにもいかないので、まずは中途半端な状態の片づけを一旦中止。行き場所がまだ定まっていないものたちは、とりあえず空になったプラスチックケースに戻しておくしかない。バタバタと片付けの後始末をしている間にすっかり汗をかいてしまった。シャワーで流してスッキリしてから、さて仕事。
夕べ送った仕事とは別のクライアントなんだけど、どちらも要するに投資家から資金を集めるための書類。こういう案件が増えてきたというのは、それだけ金融市場が持ち直してきたということなのかしらん。とか思いながら始めたものの、まだそれほど進まないうちに再び着メロが鳴り響き、待ったが入った。クライアントから修正が入るかもしれないという連絡がきたから、ハッキリするまでストップだって。拍子抜け〜。
中止した片づけをまた始めるのもなんだし、買いたいものもあるし、夕食時だし、と身支度をしてアリオへ。歯医者にも行かなくちゃいけないんだけど、電話したら留守電で、どうやらお盆休みらしい。オリンピック中継の間に沖縄戦のドキュメントを見たりしていたせいか、足が向かった先は沖縄料理の店。チャンプルーや沖縄そばのセットを注文。この店はテーブルに折り紙が置かれていて、隣りのテーブルの女性２人が折り始めたのだけれど、２人ともツルが折れなくて、ああでもないこうでもないと四苦八苦している。折り紙という日本文化もだんだん廃れていってしまうのかしらん。ああもどかしい。普通のツルだけじゃなく、シッポを引っ張ると羽ばたきするツルとか、羽を優雅に折りたたんでいるツルとか、目の前で折って見せてあげたい。
夜遅くの女子バレーは対ベネズエラ戦で快勝！ ランキングからいっても勝ってくれなくちゃ困る相手とはいえ、笑顔あふれる余裕の試合。いっつもこうだといいのにねぇ。今回バレーボールはいつも試合の時間が夜遅くで、選手たちの体調管理に影響しないのか心配になっちゃう。応援する人も大変だよねぇ。
仕事のゴーサインは出ないまま。明日になったら出るのか、それともキャンセルか、果たして？
