まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ヴィエノワーズ

maru992008-05-19

仕事が途切れているのをいいことに、イベント続きの今日この頃。のんびり起きて、ゆっくり珈琲でひと息ついて、ちょこっとお腹に入れて、エプロンやらスリッパやらをバッグにつめてパン教室へ。


今日のメニュー 「ヴィエノワーズ」 はウィーン風という意味で、なんでもいつ頃のことだか定かではないものの、フランスに渡ったオーストラリア人たちが当時のフランスパンに満足できず、ウィーンのパンの方が美味しい、と独自の配合で作ったのがこのパンで、薄力粉が入る軽めの生地で、形もフランスパンとは異なり、四角く伸ばした上に棒状に切ったプロセスチーズをのせ、それを芯にグルグル巻いて整形した後、カミソリの刃がついたクープナイフで細い切込みをたくさん入れていく。プロセスチーズを巻き込むのはABCオリジナルかもしれない。卵をぬってから焼くので照りが出るのもフランスパンと違うところ。プロセスチーズは溶けるチーズほどトロトロにならず、塩気もあるのでパン生地によく合う。焼きあがる頃にはお腹が空いてしまっていたので、終了後の試食で、あっという間に1本の半分ぐらいをぺろりと平らげ、もっと食べたい気持ちをぐっと抑えた。食事パンにいいなぁ。家で作るとしたら切り込みなんて面倒だから入れないけどね。


前回のパン教室で、先生が豆腐パンのレシピを教えてほしいというのでサイトの情報をお伝えしておいたのだけれど、見つかったかどうか気になっていたし、そのブログから出版された本をいまだに近所の書店で見かけないので、とりあえず持参したところ、先生はしっかりブログを見つけてブックマークしたそうで、本は発酵の待ち時間にパラパラ見て頂いた。やっぱりオススメは茄子のパスタ。あれきり作ってないけど、いつかまた。


いつもどおりスタバでひと息ついた後、帰宅後は手織りの宿題を進める。見本と糸の太さが違うから、参考にしようと思っても、模様の大きさで合わせようとすれば段ごとにすき間があいてしまうし、目分量で相似形に整えるのはなかなかに難しく、結局は自分なりの感覚で目の詰め方を決めるしかない。だいぶ進んで手が慣れた頃にあらためて見本と較べてみると、全体的に模様が小さくなるのは糸が細いのだから仕方がないとしても、目を詰めすぎたのか織り上がった生地がかなり硬いような…。でも平織りと違ってほどくのがひと苦労なので、このまま進めてしまうことにする。ベルトだもん、硬くてもいいよね。幅がごく狭いものの、1段で2〜3ミリしか進まない。ひし形の模様1つが18段で、ひし形2種類で模様1組。いやぁ、大変。でもおもしろ〜い。


さて明日は再織の体験。でも天気が悪そう〜!