アーモンド型のドイリーの余白を使い、一筆書きのような模様のモチーフを作ってみたものの、ネットで見つけた「お手本」とは違ってしまったので、まだある余白で再挑戦。お手本は中心部がブルー系のグラデーション1色なので、土台の糸も模様の糸もその糸のはず、とひとつめと同じピンク系のグラデーション1色でやってみる。また、土台の糸は120本と多いものの、模様の部分はずっと2本取りなので、模様の外側の縁取り部分をシンプルにすれば60本の1本取りでいけるはず。
ところが、実際に60本でやってみると、ひとつめの土台に使ったレース糸ほどハリがない上に2本取りから1本取りに減った結果、模様の部分をひとつめと同じようにチクチクしても、ひとつめでは一定幅の一筆書きになったのに、クチュッと幅が狭くなってしまうだけでなく、土台の糸と模様の糸が同じグラデーションだから、模様の部分がまったく映えない。こりゃダメだ。
というわけで、全部ほどき、土台の糸を120本に戻してみた。それでもやっぱりハリがないのは同じだから模様の幅が出ず、映えないのも同じ。ということは、お手本はハリのあるグラデーションの糸を使っているのかなぁ。手持ちのレース糸を物色してみたけれど、ハリがあって太さもちょうどよさそうなものがないので、ひとまず断念。
石鹸をよーく泡立て、木枠ごと水洗いしてからタオルで水気をとり、刷毛を使って糊付け。前回のドイリーはちょっと硬い仕上がりになったので、糊をちょっと水で薄めてみた。
ドライヤーで乾かしてから、布を剥がす作業。アーモンド型のドイリーのほうは、中心と周囲のウエボの輪郭線が重なり合う部分が剥がしにくく、毛抜でむしり取るのに時間がかかったけれど、大きな丸いドイリーに比べると比較的スムーズ。
そして完成! ただ、背景色によって見え方がまったく違ってしまうので写真をキレイに撮るのが難しい。
これだとネイビーの輪郭線もくっきり見えるけど、全体的な印象が美しくない。
こちらは全体的にはいい感じだけど、輪郭線が消えてしまう。ああ、キレイに写真を撮るのが難しい!
ひと息ついてから、前々から時間ができたらやってみようと思っていた計画を実行。新しい壁紙で作品を作るたび、なにかしらうまくいかない箇所があり、あれこれ試行錯誤をしながらどうにか仕上げても、納得がいかなくて同じ型紙で2枚、3枚と作ったりしながらここまできたので、そのプロセスを残しておくことで、今後に活かせるのではないかと。そこで、しずく型の小さなモチーフを作った一番最初のワークショップまで遡り、これまでの作品をひとつずつ、作成プロセスをノートにまとめてみることにした。こういうときにスマホで撮った写真やこの日記が役立つ。
でも今日はあまり時間がなくて、ごく初期の分だけで終了~。