まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

お酒がすすむ〜

maru992008-02-25

午前中のラジオで、今日は給料日なのに… という投稿が読まれ、ハッとした。私にはもう給料日は無縁なのだけれど、先月の同じ25日は母親の命日だったのに、私ってば思い出しもしなかったような…。手帳のその日のページを開いてみると、その日も歌舞伎座夜の部で、その感想と手織のマフラーの写真でいっぱい。う〜む、自己嫌悪。いくらもう丸22年経つとはいえ、仏壇に手を合わせることもしなかったとは。


軽いショックでアワアワしているところへ仕事のメール。まだ打診の段階で、書類もできていないとのこと。結局は分量と納期次第だけれどスケジュール的には余裕がある旨を伝え、あとは書類待ち。


今月の歌舞伎座松本白鸚の二十七回忌追善興行 … と22日の日記に書いた時にも思い出さなかったのよねぇ、と白鸚さんの写真の前であらためて思ったり。今日は幕間ごとに、お仲間とお喋りを楽しむ。同じ舞台を観ていながら、感想がまったく違うのが面白い。追善興行なので口上があり、白鸚さんの親類のみのシンプルな顔ぶれ。その中のひとりが七代目幸四郎の娘婿に当たる雀右衛門。今年8月に米寿を迎える。現幸四郎が長々と喋っている間、ずっとうつむいているだけで心配なのに、雀右衛門が語る時にはプロンプがついていた。無理な姿勢を強いることなく、椅子を使ったっていいと思うし、語る時だけ袖から出て立ったままでもいいと思う。なるべく負担のないように…。


染五郎が子供歌舞伎以来の初役だという 『春興鏡獅子』 を踊り納めて千秋楽は無事にお開き。胡蝶のひとりが鈴太鼓を落としてしまうハプニングがあったのだけれど、後見が素早くスペアの鈴太鼓を渡し、落とした方も素早く回収。その手際の良さもさることながら、スペアが用意されていること自体に感心してしまった。胡蝶は2人とも、とっても可愛らしく動きにキレがあってよかった〜。中村梅丸クンと松本錦政クン。今後が楽しみだわ〜。


9時すぎの終演後、幕間ごとに付き合ってくれたお仲間と、仕事帰りに駆けつけてくれたもうひとりのお仲間と3人で、歌舞伎座近くの升屋で一献。「もっちり豆富」 はここでの定番。名物 (?) の 「黒おでん」 は前にも増して真っ黒でビックリ。他にも海鮮ヤキソバとかクレームもどきのおつまみとか、しっかり食べてたっぷり飲んで、11時半近くまで喋り倒してもまだまだ喋り足りない〜。またぜひお近いうちに!