まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オニオンブレッド♪

maru992007-05-15

すっかり夜が明けた6時すぎに仕事を中断し、ベッドに直行。寝る直前まで仕事した時は、よっぽど疲れていないと頭の中がグルングルンでなかなか寝付けない。それでも10時のアラームに追い立てられるように起床。シャワーで副交感神経を刺激して目を覚ます。ふぁぁぁぁ〜、と大きなアクビで酸素補給。


まずはPCを起動していつものルーティンワークに続き、ひととおり翻訳が終わった書類を日英ともに印刷していると、にわかに窓の向こうが暗くなり、雷まで鳴り出した。ガラガラドッシャーンと近くに落ちたような音がした途端にズゴゴゴゴ、とすごい土砂降り。キッチンの天窓もバラバラと音がして、だいぶ雨脚が強いらしい。横なぐりの雨で窓ガラスはビショビショ。そこへいきなり大音量の警報が鳴り響いてビックリ! 玄関ドアに取り付けてあるピッキング防止の警報装置の誤動作だった。リセットボタンで警報を止めてもまたすぐに鳴り出す。それだけ鉄の重い扉が雨風で振動しているのだろう。リセットボタン以外に警報を止める手段がないので、やむを得ず電池をはずして警報解除。ひどい天気になっちゃったなぁ。


思い切り手抜きの朝食で腹ごしらえを済ませ、バタバタと身支度をしている間に、ふと気がつくと静かで明るい。ん? と窓の外を見ると、えええ、カラリと晴れてるぅ。なんつう天気だ。でもラッキー♪


結局まったく濡れることなく、2時すぎからのパン教室に向かう。本来ならキャンセルして仕事を進めたいところだけれど、先週だったか、手織り教室とバッティングしてしまって直前にキャンセルせざるを得なかったので、さすがに今日はキャンセルするわけにいかない。ほぼギリギリにすべり込むと、珍しくスタジオがガラガラで、なんと先生とマンツーマン。緊張しちゃう〜。


今日のレシピはオニオンブレッド。ほぼこね上げた生地に粗みじんの玉ネギを混ぜ込んだ後、ドッグ型にしてから表面にクープナイフで切り目をつけていく。カミソリの刃にホルダーをつけて使うクープナイフは初めて。包丁に較べて刃が薄い分、浅く細い切り目になるので焼き上がりがきれいなんだって。今回は模様をつけるだけだけど、フランスパンの場合はクープナイフで切れ目を入れないと、焼き上がりにバランスよく空気が抜けなくて均等な棒状にならないそうな。へぇ〜。いつもならキャンバス生地とぬらした布巾をかけて二次発酵させるところ、玉ネギの匂いが強くてキャンバス生地についてしまうという理由で、ラップに打ち粉をして使う。なるほどねぇ。マンツーマンだけに、発酵させている間やベンチタイムはお喋りタイム。たまたま玉ネギのみじん切りを使うレシピだったから、はるか遠い昔にモスバーガーのバイトで毎日のように玉ネギをみじん切りにして水にさらして絞る作業をしていた話に始まって、そのバイト中に小さい女の子に真剣な顔で 「おねえちゃんはドラミちゃん?」 ときかれた話だとか、別のバイトでタコ焼き用のタコを角切りにする作業では手が生臭くなって大変だったとか、メッチャ安かった当時の時給とか、はずかしい話をたくさんしてしまった。


ボリュームたっぷりに美味しそうに焼き上がり、試食しやすいようにスライスしてから写真撮影。フランスパンみたいにパリパリの皮、しっとりもちもちの生地、玉ネギの自然な甘み。美味しい〜っ! 大きいのを2個焼いたうち試食は1個の4分の1ぐらいにしておくつもりが止まらなくなり、あっという間に1個の半分ぐらい食べてしまった。


スタバに落ち着いて、さて和訳の見直しをしよう、とクリアファイルを開くと、あれれ、いや〜ん、印刷したはずの英文が入ってな〜い! 仕方がないから英文を確認すべきところをマークしながら、和文としておかしくないかをチェックしていく。ところが、ただでさえあまり寝ていないのに焼きたてのパンでお腹がいっぱいになってしまったものだから、いつの間にかZZZ…。2時間もスタバにいた割には効率が悪かった〜。


帰宅後、見直しと修正を終えて無事に送信した時にはすでに日付が変わっていた。お風呂でちょこっとマンガを読んで、別の書類で仕事再開。う〜ん、同じ案件だけど書類を作った人が違うんだろうなぁ。さっき終わった書類はとっても素直な英文だったのに、だらだらと長くて回りくどい。これは思ったより手ごわいぞ、と気合を入れ直して取り組んだものの、ようやく半分近くまで終わったところですでに朝! また昼夜逆転になってしまった!