まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

つやつや

maru992007-04-28

11時すぎに目が覚めた。まずは夕べ焼いたシフォンケーキを型からはずす。どうかなどうかな。パレットナイフをつかわず手はずしでやろうと、両手でググッと生地を寄せようとした途端、これはヤバイと感じた。やわらかすぎる。弾力が感じられず、なんとも頼りない。失敗か? 手はずしでは間違いなくつぶしてしまいそうなので、パレットナイフで丁寧にはずしてみたのだけれど … おーまいが〜っ! やわらかすぎて自力で立っていられないとでもいうように不恰好にかしいでいる。どの部分が弱いのかそぉっと押すように探ってみると、とある一箇所でベコンとへっこんだ。ううう。てことは、この部分に大きな気泡が残っていて空洞になってしまったわけね。焼く前にしっかり気泡を抜く作業をしたはずなんだけどなぁ。ガックリ。このままでは持っていけないことだけは確実なので、迷わず空洞部分にナイフを入れ、切り取って周囲に残った壁の部分を食べてみる。ふわふわに焼けてるし、黒コショウの風味がいい感じだ。せっかく美味しく焼けているのに〜っ!! この前の名古屋でお土産を買ってあるので、このケーキを持っていかなくてもティータイムに支障はない。でも、形は崩れても味はいいのに、自分で全部食べてしまうのはもったいない。う〜ん、どうしようかなぁ、と考えた末、ちょうど1人分ぐらいずつに切り分けてみると、幸い他の部分に大きな気泡はないようなので、そのまま1つずつラップにくるんで持っていくことにした。


2時すぎに家を出て、池袋のあたりではピーカンに晴れ渡っていたのに、西武線に乗ってから途端に外が暗くなり、あっという間に降り出して稲光がピカピカ。風も強く横なぐりの雨に傘が飛ばされそうになっている。ひどい天気になっちゃったな、と思った十数分後、大泉で降りた時にはすっかり雨がやんでいた。やれやれ、よかった。教室に着いてひと息ついた途端、ゴロゴロドッシャ〜ン!とすごい音がして、またひどい雨が降り出す。ちょうど雨雲の切れ目だったのか、ついてたなぁ。


空の絵で雲の部分を塗り重ねていたところ、鄭先生が渋い顔。筆をあまりこまめに動かすと荒いタッチが残り、硬質な印象になってしまう。また、黄昏時の雲の色は激しく変化しているから、同じ色を広く塗るとその部分が平面に見えて立体感がなくなってしまう。要は私の荒いタッチと色の使い方のせいで、塗り重ねる前より悪くなっているというのだった。う〜ん、難しい! さらに細かくアドバイスを頂き、新たな気持ちで再挑戦。ふむふむ、なるほどなるほど、やわらかそうな質感がちょっとは出たかな。


みばえの悪いシフォンケーキは、味はとってもいいとひとまず好評で、黒コショウがもっと多くてもいいかも、という声もあった。うまくふくらまなかった桜のシフォンケーキに続いて連敗しているからなぁ。次回は頑張らないと! シフォンケーキ以上に好評だったのが名古屋土産の味噌キャラメル。甘いものには手を出してくれない鄭先生も気に入ってくれたので、5箱買って行ったうちの1箱をお持ち帰り頂く。そういえばお味噌のケーキもあったな。それなら鄭先生も召し上がって下さるかしらん?


7時半すぎの終了後、美味しい鰻重に舌鼓を打つ。教室の近くの店で、とっても雰囲気のいいところ。Wさんの天麩羅定食も美味しそうだったなぁ。


帰りの西武線でケータイをチェックしたら、またまた仕事の依頼がきていた。GW明けの3日間ぐらいで50〜60ページできるかって、まだできてもいない書類で1ページあたりの分量も分からないのに、できるかどうかなんて分かるわけないじゃないかっ! せめて1ページあたりの分量の目安ぐらいは教えてくれないと。いくらフリーランスで連休とは無関係とはいえ、連休中の仕事に加えて連休明けの仕事も決まってしまうなんてユーウツだなぁ。


帰り道、寒かった〜。もう4月も終わりだというのにマフラーがほしいぐらい。なので帰ってすぐお風呂でゆっくりあったまる。そして気がつけば3時半。どうしてもこうなってしまうのねぇ。