まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

紫陽花を見るとつい…

maru992005-06-05

紫陽花の色の変化は、土壌のPH度によるものらしい。咲いてから日が経つにつれて酸化して赤みが増す結果、最初から赤い花はそれほど変化せず、青いものは赤みがかかって紫に変化するそうな。なるほどねぇ。あちこちに紫陽花の木があっても、まだつぼみが固いもの、1本の木に様々な色で咲いているもの、ほとんど一色で統一されているもの、と違いがあって見飽きない。


生協から届いた 「水ナス」。生協のカタログに載っていたのは、ミョウガと合わせて鰹節をかけるシンプルなレシピ。他にどんな食べ方があるのかなぁ? ネットで検索してみると、いちばんのオススメはぬか漬けだそうな。これはパス。他を探して、見つけたのはイタリアン。乱切りして軽く塩もみした後、オリーブオイルを回しかけ、粉チーズをふりかけて混ぜたら冷蔵庫で冷やすだけ。オリーブオイルはアク止めにもなって、色も変わらない。半信半疑だったけど、これがビックリ、美味しかったぁ。まるでフルーツみたい。生のナスがこんなに美味しく食べられるなんて驚き。


アメリカからのメールで急ぎの仕事が入る。和訳なんだけど、もとの英語が明らかにネイティブのものではなく、???の連続。固有名詞をローマ字化したところも間違いだらけで参った。意訳しようにも、それ以前にまず正しい英文を推理しないと意味がまったくつかめないところがいくつもあって四苦八苦。終わったらアメリカの弁護士とクライアントに同時に送れという指示だったけれど、推理ゲームの結果をそのままクライアントに送るわけにはいかない。まずは弁護士だけにメールして、こんな状況だからクライアントに送る前にレビューしてほしいとファイルを添付。ところが時差のせいか返事がこなくて、そのまま保留。


そうこうしているうちに4時過ぎ。この時間のスポーツクラブはダイビングコースのために15mプールが使えないんだよなぁ。しっかり増量中だけどパスだパスだ〜。


アルパの練習をしようとしたのだけれど、右手の人差し指の爪の縦割れは悪化するし、中指の爪まで小さく縦割れしてしまった。あちゃ〜。付け爪してもいつの間にかとれちゃって、フローリングに落ちてる爪をスリッパで踏んで割っちゃったりするし、バンドエイドだとすべって弾けないし、布の絆創膏だとすぐに汚れて黒くなっちゃうし。なにかいい手はないかなぁ。


編み物はまだ飽きる気配がなく、ひとつ終わるとすぐに次のを始めたくなる。「魔法の一本針」 のクンスト編みで、正方形の多きめなモチーフを3色で編んでつなぐデザインにトライするつもりで糸を用意してあったのだけれど、編み図の指定とは違う糸のせいか、質感が違いすぎてイマイチよくない。それならば、と編み図の本をあれこれ見比べ、同じように3色を使う別のデザインに変えてみた。これも指定の糸とは違うけど、途中まで編んでみたら結構いい感じ。やってみようっと♪


お風呂上りに深夜のBSで、「煙は目にしみる」 を観た。大好きな加藤健一事務所の公演で見たことがある舞台。今回は、その原案者である鈴置洋孝さんのプロデュースで、いわば本家本元。芝居というのは演出や配役によってこうも変わるものか、とあらためて思った。ストーリーが分かっていても退屈するどころか実に新鮮。加藤さんの公演では、女装しておばあちゃんを演じる加藤さんにどうしても目がいくし、他の出演者もおなじみのメンバーだから、それぞれの個性を楽しむところは歌舞伎に似ている。でも今回の上演は、私にとっては新顔の方ばかりだったこともあり、特定の人に視線が集中することがなく、純粋な群像劇として、物語の骨格そのものがハッキリと浮き上がってくる。その意味では文楽に似ている。同じ脚本からこれほど違う舞台が生まれることを観客の立場でもこれだけ楽しめるのだから、もし自分の脚本だったら、それが舞台にのるだけで嬉しいのに、ましてや演じる劇団やグループによってまったく異なる新しい命が吹き込まれたら、さぞ幸せだろうなぁ。もっとも、期待に反する舞台に歯がゆい思いをすることもあるだろうけれど。