まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

花屋の店先で

maru992005-06-06

明け方、リビングに置いてある携帯の着メロで目が覚めた。それほど大きい音が鳴るようにはしていないから、眠りが浅かったのかもしれない。時計を見ると4時過ぎ。こんな時間に届くのは、迷惑メールか、PCの仕事用のアドレスに届いたメールを携帯に転送しているから、アメリカの弁護士からか…。3時前後なら、日によって昼夜逆転している I さんからの可能性もあるけれど …。まぁ、いいか。アメリカの弁護士の案件は朝イチでクライアントに訳文を送ることになっているから、間に合うように8時に目覚ましをセットし直してもうひと眠り。


普段は目覚ましが鳴って目が覚めてもグダグダしているうちにまた二度寝しちゃったりするのだけれど、さすがに仕事となるとシャキッとすぐ起床。思ったとおりアメリカの弁護士からコメントが来ていたので、訳文を修正して9時の始業前にクライアントに送る。まずは、やれやれ。


今は Sleipnir というタブブラウザを使っている。IE系だけどIEよりはるかに使いやすい。HPを作るようになってから、Mozilla 系での表示のされ方をチェックするために Firefox もインストールしてあって、最近話題のブラウザだから、乗り換えも視野に入れて使いこなせるかどうか試してみた。カスタマイズもいろいろやってみたんだけど、イマイチだなぁ。慣れるまでに時間がかかりそう。そもそもフォントの指定や文字サイズを変えても、Sleipnir や IEと同じフォントなのになぜか読みにくい、というか表示される画面がぎくしゃくしていて好きになれない。全体の動きは軽いのだけれど、画像が表示される前にいちいち枠線と×印が出るのもわずらわしい。やっぱり Sleipnir 継続かな。


こんなことに時間を使ってる場合じゃなかった。似たような書類が7つあるセットの英訳。1つ作ればそれをベースに他の6つもできるのだけれど、微妙なところが少しずつ違うから、よくよく注意してやらないと違いを見落としてしまう。金融関係の覚書で、長年この仕事をしていても金融の知識は中途半端だし、新しい用語もどんどん増えているから、分からない用語も当然でてくる。今回もそうで、ネットでいくら調べてもどうしても意味がつかめない用語があって、やむなく担当の弁護士にメールで質問したら、英語、というかカタカナ表記で通用している言葉で、日本語ではこんな言い方するわけ? とビックリ。辞書ファイルにメモメモ。何年やっていても常に勉強が必要なところが刺激的。


英訳を終えて送信したのは7時過ぎ。ん? これで在庫がはけたのかな? 余裕をもって納期の申出をした案件は結局こなかったから。にわかに怒涛のような忙しさだったけど、なんとか切り抜けたようで、やっと一段落だわ〜。これでまたしばらく失業しちゃったりして?


「冤罪」 というテレビドラマを見た。死刑執行の直前、3人の執行官がボタンに指を当て、所長が執行の指示を出そうとするまさにその瞬間に電話が入り、執行中止の連絡がくるというのはちょっとあざとい。28年の拘留の末に自ら死刑執行を望んでいた死刑囚の冤罪が晴れ、初めての再審請求からわずか1年で自由の身になる、というのも疑問。今の裁判制度ではあり得ない気がする。でも全体的には見せる力が十分あって、死刑囚を演じた橋爪功の抑えた演技がすごくよかった。最近はこういう単発のドラマしか見なくなったなぁ。「赤い疑惑」 のリメイクも見る気しないし…。