まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

タラコくちばし

maru992008-06-02

夕べ終わらせた和訳の見直しをしなくちゃなぁ、と思いながら、なんかこう、シュルルルルと音を立てて空気がぬけてしまった風船のような状態で、体調が悪いわけでもなんでもないのに、ダラダラなまけ虫に全身が支配されてしまっている。締切に間に合うかどうかというギリギリの状況ならこんなことはないのに、なまじ仕事のスケジュールにある程度余裕があるものだから、なまけ虫を駆逐してくれる役がいない。アルパの練習にはまってみたり、ネットであちこち浮遊してみたり、どう森で遊んじゃったり、と現実逃避を繰り返す。いつもなら浪費した時間を取り返さなくちゃ、と前向きになれるはずなのに、今日のなまけ虫はかなり頑固らしい。


それならば、と気分転換に外出することにして、訳文持参でスタバへ。よく見かける常連のひとりに日本語を勉強中らしい外国人の男性がいるんだけど、今日は日本人の女性と一緒。でも彼の日本語も彼女の英語もまだスムーズにコミュニケーションできるレベルに達していないようで、双方が言いたいことを伝えられなくて四苦八苦している。両方の言いたいことが分かるだけに気になっちゃって、もどかしいったら。間のテーブルに別のグループが座って2人の会話が聞こえなくなったので、ようやく和訳の見直しに集中できた。


見直しが終わった後、手芸売場であみぐるみの中に入れる鈴を購入。他にもいろいろ買い物を済ませて帰宅したあと、3つめのあみぐるみを作り始める。明日は歯医者に行く日で、先生から愛猫のオモチャにしたいから作ってほしいとお願いされてしまったからね。オモチャにするなら頑丈な方がいいだろうと太目の毛糸を使ったら、なんだかゴツゴツしちゃった。それになんとも、タラコくちばし! まぁ、いいかぁ。これでカンベンしてもらおう。


さて仕事仕事。見直しが終わった和訳の修正を済ませて、次の仕事にとりかかる。とある企業の内部で英訳した書類をレビューしてほしいというのだけれど、出来が悪いのはクライアントも承知していて、その上であえて必要最低限の修正にとどめてほしいという厄介な依頼。ファイルを開いてみて、唖然としてしまった。完全な逐語訳。この言葉が出てきたら訳語はこれ、この言葉の訳語はこれ、と単語単位に置き換えてあるだけだから、熟語になるともう意味をなさない。それでいてその置き換えが徹底しているわけでもなく、前の方で定義したはずの用語が後半では変わってしまっている。そしてなにより、契約当事者を表す「甲」「乙」が First Party / Second Party になってる。う〜ん、頭が痛くなっちゃうなぁ。この甲乙を修正するのは必要最低限に入るのかどうか。ぜひとも修正したいところだけれど、必要最低限の最低レベルに対する担当弁護士の判断を確認しないと。ひとまずそれは置いといて、続きの英文を読み進めようとしたものの、????? と目がテンになるような箇所が多すぎて、なんかもう頭の中がムズムズしてきちゃう。これを45ページ分もレビューするのはきついなぁ。弁護士の判断待ちで、今日はここまで!