まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

能楽堂

maru992008-06-01

9時のアラームで目が覚めた … はずだったのに、またしても二度寝してしまった! しかも2時間近く。いかんなぁ。それで結局、腹ごしらえを済ませてひと息ついたら、もう家を出る時間。


初めての場所に向かう時には、方向音痴ゆえ早めに家を出るようにしている。しかも今日は、東中野にある能楽堂での 「インターナショナル邦楽の集い」 というイベントで、お誘い頂いた方に 「駅前探検倶楽部で地図をゲットしたから大丈夫」 と伝えたところ、私の場合はそれでも心配だとズバリ言われてしまった。それもそのはず、以前に別のイベントでご一緒した際、私が地図を見ながら見事に反対方向にズンズン突き進んでしまい、多大なご迷惑をおかけしてしまった。失った信頼を回復するのは大変なのよね〜。そんなわけで、予定より早めに家を出て、「お出かけ道案内」 によれば駅を出たらマクドナルドの方向に、あ、この道ね、よしよし、と進めど進めど次の目印は現れず…。たまたま見つけた周辺案内図で確認したら、駅の反対側に来ていた。なんでよ〜! 「マクドナルドの方向に」 の解釈が違っていたみたい。ぐすん。駅まで戻って改めて地図を確認したら、なるほど、行くべき道と間違えた道とでは道の幅が全然違う。「マクドナルドの方向に」 と書かれているだけでもう他の情報はシャットアウトしてしまっているのだねぇ。


会場にほど近い氷川神社を見つけ、これでもう大丈夫、と足取りも軽くなったところで、前を行く年配のご夫婦が同じ会場を探して迷っている様子だったので、声をかけてご一緒に。ここまでたどり着く前に迷ったことは内緒内緒。


ごく普通のビルで、ロビーも普通の劇場のようなのに、階段を上って会場に入るとそこには立派な能楽堂。すご〜い。迷っている間にすでに客席がだいぶうまっている中、正面側に席を確保したものの、荷物が置いてあった前の席の人が戻ってきたら、ただでさえ大柄な女性なのに頭のてっぺんに髪をグルグルと十数センチはゆうにありそうな高いおだんごにしているものだから、前が見えな〜い! すかさず別の席に移動。劇場でのヘアスタイルには注意してほしいなぁ。


さて開幕。多くの外国人をまじえた長唄 「雛鶴三番叟」 に始まり、尺八の独奏、仕舞、琴と尺八の合奏など多様多彩で、伝統的な曲ばかりでなく現代風のアレンジのものもあり、特に邦楽の知識がなくても十分に楽しめる構成。誘ってくれた知人も太鼓に三味線、笛に踊りと大活躍。他の方たちもそれぞれにいくつかの楽器を担当していて、こんなにいろいろ練習するのはさぞ大変なんだろうなぁ、と感心してしまった。それに出番がたくさんあるから、後ろで控えていても気を抜くヒマもなさそう。外国人の方たちも和服がとてもお似合いで、立ち居振舞いも完璧。ただ男性の袴にシワが多いのがちょっと目立ったかな。裾のさばき方が難しいんだろうなぁ。たまたま隣りに出演者の知り合いが親子で来ていて、「○○ちゃんはどうして一番前なの?」 との娘の質問に、お母さんがちょっと考えてから、「かわいいから♪」 と答えていたのが微笑ましかった。まだ小さな兄弟がそれぞれに仕舞を披露。歌舞伎と同じで、子供が一生懸命な姿はそれだけで客席の喝采をさらってしまうねぇ。可愛らしい弟に続いて、お兄ちゃんの方はキリリと凛々しくて、もし自分が小学生の頃に同級生にこんな男の子がいて、こんな舞台を見たら、間違いなく好きになっちゃうなぁ、とついつい不埒なことを考えてしまった。全体の雰囲気がとても和やかで、和気藹々としたチームワークが伝わってくるのも印象的だった。楽しかったぁ!


夕食を済ませて帰宅すると、男子バレーが対イラン戦の真っ最中。2セット連取の後3セットめを落とした時にはイタリア戦の悪夢がまさかまた、と不安がよぎったものの、引きずることなく3−1で勝利! よかったぁ。なんとか頑張ってほしいよねぇ。


バレーを見ながら、しばし 「どう森」 にはまる。月が変わると村に出現する魚や虫も変わるので、今月から登場するライギョをゲットせねば。それほどレアじゃないらしく、思ったより難なく捕獲。これですべての魚を釣ったことになるので、金の釣竿がもらえる♪ でも最初のうちはよく分かっていなかったから、釣っても博物館に寄贈していない魚がたくさんいるのよねぇ。どんどん釣って寄贈しなくちゃ。… って、いい年してこんなにゲームにはまってていいのか。始めてそろそろ10ヶ月になるけど、このゲームは飽きないなぁ。住人たちの会話も笑える。肌荒れを気にするキャラもいて、「女はみんなモイスチャー・シーカーよ」 って、こんなカタカナ語ありか???


試合終了と同時にゲームもお預け。仕事をスタートし、3時近くまでかかってひととおり終わらせた。よしよし、順調!