まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

スタジオK

maru992008-05-31

朝方に仕事を終えて、大きな案件が片付いた安心感と満足感にひたりながらのんびりお風呂。髪も乾いたことだし、さて寝るか。いや、その前に、夕方アルパの先生ご夫婦のライブがあるから、会場までの所要時間を調べておこう、とチラシを見てビックリ。てっきり夕方だとばかり思っていたのに2時開場2時半開演。あらら。事前にチェックしてよかったぁ! しかしこの時点ですでに8時を回っている。そうそうゆっくり寝てられない〜。


11時のアラームで起きられず、11時半すぎにようやくベッドを出て、腹ごしらえと身支度を慌しく済ませ、1時前に家を出る。あいにくの雨。どうしてこう土曜日のたびに降るのかしらん。しかも寒いっ!


今日のライブは関東フォルクローレ連盟なる団体の例会で、会場は高円寺のスタジオKというところ。会員なら5百円、一般でも千円ポッキリという激安ライブなのに、会場の椅子があまりうまらないのは雨のせいばかりでなく、それほど大々的に宣伝しなかったらしい。もったいな〜い! 間近でたっぷりアルパの音色を楽しめるそれはそれは贅沢なライブだったのに! 休憩をはさんで一部と二部の間におふたりともお召し替え。耳だけでなく、目にも美味しい楽しいライブ。I さんだけでなく、I さんが大学で日本語を教えていたかつての留学生も男女ひとりずついらして、そのうち女性の方は観客の中で唯一アルパを聴くのが初めて。とてもキレイな音だと感激していた。演奏中は撮影禁止だったので、せめてステージの写真だけでも。


彼女は台湾からの留学生で、現在は日本企業で働いているのだけれど、翻訳に興味があるそうで、私でお役に立てるなら、とお手伝いをすることになり、まずはある程度の説明を、とライブの終了後に駅前の喫茶店へ。文学等の翻訳とビジネス翻訳の違いとか、実際の作業の進め方とか、あれこれ思いつくままに話し、1時間ほど。とりあえずメールのやりとりを通じて、通信教育のように私の方からテキストを送り、彼女から訳文が送られてきたら、添削と説明を加えてさらに送り返す、という方式でスタートしてみることになった。まずテキスト選びから始めなきゃ。


あいにく次の仕事があるので私だけ先に失礼し、帰宅したら男子バレーが対イタリア戦の真っ最中。意外にも1セット取られたあと2セット連取して、このセットを取れば勝てるという第4セットもすでに終盤。7点もリードして、てっきりそのままスムーズに勝てると思ったのに、11回ものマッチポイントを逃してまさかの逆転。最終セットはもうイタリアに負けたというよりは自滅してしまったような展開だった。く〜っ! 一度でも集中力が途切れると歯車がどんどん狂ってしまうんだろうなぁ。踏ん張ってほしかった!


英訳に適したテキスト選びといっても難しいなぁ。今後も継続することを考えると、実際の仕事の文書をもとに固有名詞その他を消し、適宜調整したものを使わないと、私がいちいち時間を割いて参考訳をイチから作らないといけないから効率が悪い。とはいえ手元の資料は内容的に複雑なものが多いから、そのままでは使えない。あれこれ過去のファイルを調べた上で、割と典型的でごく短い契約書を選び出し、必要な修正を加えてテキスト完成。よしよし。


さて仕事仕事。新しい案件は、とある外国の公機関が発行した文書がPDFで送られてきているのだけれど、文字があまりにも不鮮明。大量の文書の一部だけだから書類のタイトルすら分からない状態。でもこれじゃあなぁ。ダメもとであれこれ検索するうち、オリジナルの文書にたどりついた! まったく同じ。300ページ近い文書で、セキュリティ保護が厳しくて必要なページだけ抜き出して別ファイルにするのは無理みたい。でもまぁ、5ページと短いから、久々にハードコピーを見ながら訳すのもそれほど苦にならないはず。


そんなこんなで、気がついたらもう午前2時すぎ。いかんいかん、明日は邦楽のライブがあるから、しっかり寝ておかないと!