まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

造形美

maru992008-05-30

9時すぎに寝て、4時間ぐらい寝るつもりでセットしたアラームが鳴る前に、リビングで鳴る電話の音で目が覚めた。急いで出ようとしたけど間に合わずに切れてしまい、携帯電話をチェックすると、古巣の事務所からメールが2通。その2通目には、電話を下さいとある。急ぎの案件かぁ。添付ファイルを確認してから電話をしようと、まずPCを起動。ところが添付されているはずのファイルが添付されていない。う〜む。


とりあえず電話してみると、クライアントが返事を急いでいるのに私が応答しなかったので、所内も手一杯だからひとまず断ったとのこと。それはそれは申し訳ない。でもどちみち週明けまでは無理です、という話をして電話を切って、5分も経たないうちに、週明けでいいから是非とクライアントから再度依頼があったとのこと。ガックリ。いや、ガックリしちゃいけないか。「ますます時差が拡大しているみたいだねぇ」 と言われてしまった。ひゃ〜っ。


腹ごしらえを済ませ、ひと息ついて、2時前に和訳の見直しを再開。この見直しという作業は翻訳以上に集中力を要する。キーボードを打つという運動を伴わないから、前かがみの姿勢で固まりっぱなしになっちゃうし。なので時々ネットやアルパで気晴らししながら、なんとか集中力を維持して進んでいくうち、会計用語の統一が取れていない箇所を発見。とはいえ参考にすべき届出書の該当部分は手元にない。あ、でもクライアントからもらっていないだけで、すでに受理されたんだからネットで開示されているのかな。検索してみると、あったあった。ファイルを開いてみてビックリ。800ページ近くある! 今は電子ベースに移行したからいいようなものの、以前のように紙ベースで製本したらどれだけ分厚くなるのかしらん。それだけデータ量が多くても、通常のPDFファイルのように全ページから単語検索もできるようになっている。電子開示ってここまで進んでいたのねぇ。


こんなふうに必要な情報が大抵は何らかの形でネット上にあるというのは本当にすごいことだなぁ。ネットが普及する前は書籍等の発行物しか情報源がなくて、仕事の帰りに大きな書店に調べに行ったりしたけど、見つかる確率は低かった。情報伝達の機能と文書作成の機能の両方が格段にスピードアップしている分、翻訳の締切もタイトになりつつあるのは困ったものだけど、この技術の進歩には本当に驚かされつつ感謝に耐えない。


金曜日の深夜は毎週、いつものTFMからJ−WAVEに切り替え、ロケットマンの番組を聴いている。ふかわりょうってテレビではビミョーな存在だけど、ラジオではすごくいい感じ。なるほどねぇ、と感心しちゃう発言も少なくない。今日も時折ふむふむと聞き入りつつ、番組の途中でひととおりの見直しが終了。修正作業を終えて、送信したのは4時半近くだった。営業時間ベースだと 「今週中」 には間に合わなかったなぁ。でも 「無理しない範囲で」 って言ってくれていたから、大丈夫かな。


やっと大きな案件が片付いた〜っ!!