まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

カード織り

maru992008-06-24

9時前に起きたのに、メールへの返信やらなんやらバタバタしていたら、なぜか食事をとる余裕もないまま手織教室に向かうハメに。おっかしいなぁ。仕方なく駅のコンビニでヤマザキ 「ランチパック」 の焼きそばを買い、ホームで立ち食い。ああ行儀悪い。(← と言いつつ結構しょっちゅうやってる ^^;)


今回、糸を張る宿題がなかったのは、それもそのはず特別バージョン。カード織りという独特の織り方で、本来、織り機自体も不要 (でもせっかくあるし、あればあったで便利だから一応使うんだそうな)。何がすごいって、紀元前2千年頃に発祥したと言われ、エジプトではコプト時代、北欧では2世紀頃のカードが発掘されているとのこと。一般化したのは16世紀のヨーロッパで、貴婦人たちの手芸として普及したんだって。へぇぇぇ〜っ!


いろんな模様のパターン図が用意されていて、そのパターンに合わせて糸を準備していく。1枚のカードに穴4つ。その穴も順番が決まっていて、カードの順番、穴の順番を間違えないように気をつけながら、1つの穴に1本ずつ糸を通していく。今回は細いベルトを作るので、縦糸は全部で48本だから、カードは12枚。糸をセットし終えたら、12枚のカードを合わせて持って、全体をグルリと回転させ、穴の位置で上下に分かれた糸の間に横糸を通していく。同じ方向にだけ回していくと縦糸がねじれてしまうので、4回転で1周したら逆方向にまた4回転で1周すると、模様1つ分。これをくり返していけば同じ模様が延々と続いていく。でも1番の穴から1周するのと2番の穴から1周するのとでは模様が違い、縦糸の張り方が同じでも穴の数だけ4通りの模様ができることになる。不思議だぁ。


まったく未経験の織り方なので、2時間の授業では、ひとまずやり方を覚えるだけで精一杯。何種類かのパターン図が掲載された資料も頂き、「余裕があればいくつでもやってみて」 と言われたんだけど、残念ながら今は仕事が忙しいから、課題を終わらせる時間がとれればいい方。でも、この織り方、始めるとはまるんだって。普通の織り方でも十分はまってるのに、あぶな〜い!


手織の日は織り機がかさばるから基本的に買い物はパス。途中まで終わった分の英訳を印刷して持参していたので、いつものスタバでなく、手織教室の近くのスタバで見直ししようと寄ったのだけれど、初めてすぐ近くにオバサングループが陣取ってしまい、う〜るさいったら!! とてもじゃないけど集中できないので早々に退散。


帰宅してからは、何日か前に別のクライアントに送った書類について質問を受け、そのやりとりに1時間近くかかってしまった。企業から直接受注している案件ならでは。法律事務所からの案件は大抵、訳文を送ってしまえばそれっきりで、クライアントからのフィードバックに対してはすべて弁護士が担当してくれるから、思えば楽をしているんだねぇ。今回は業界用語が満載で、できる限りネットで調べたものの、すべての用語を網羅するところまではいかなかった。まだまだ勉強不足だなぁ。とはいえ、特定の分野を専門にしているわけではないから、関与する業界のすべてについて十分な知識を得るのは到底不可能。そこがジレンマなんだよねぇ。


ああ、今日はもう時間がない。木曜日に歌舞伎座だから、睡眠時間の調整を始めないと!