まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

週末にもらったブーケがまだ元気♪

maru992005-03-03

ひな祭りの今日は耳の日でもあるそうだ。ラジオのいろんな番組でその話を聴きながら、端午の節句の 「こいのぼり」 は明るく晴れ晴れとした曲調なのに、桃の節句の方は、 「うれしいひな祭り」 という題名の割には短調なのよねぇ … とぼんやり考えた。「花嫁御寮」 も短調だ。歌詞も「なぜ泣くのだろう」 だし。昔は顔も知らない相手に嫁ぐ習慣があったからかなぁ、とも思ったけれど、新郎も新婦の顔を知らなかったんだろうから、花嫁ばかりが哀しいわけじゃないよね。顔も知らない相手だから不幸になると決まったわけでもなし。

…な〜んてとりとめのないことを考えている場合じゃなかった。仕事の在庫が山積みでしばらくはどうにもならないと伝えてあった先生からメールが来て、クライアントから翻訳者を紹介してほしいと頼まれたので私を紹介してもいいかという問い合わせ。今の在庫がはけてからでも間に合う日程で、50ページほどの契約書の和訳だという。その先生が関与している案件ではなく、クライアントと私の直接取引として進めてほしいという珍しい事例で、いわば先生が私のために営業活動をしてくれたようなもの。この先生とはメールのやり取りだけで一度もお会いしたことがないだけに、ひどく恐縮してしまう。ページ数が多くて大変そうだけど日程に余裕もあることだし、せっかく紹介してくれた先生の手前もあり、お引き受したいと返信したところ、クライアントから送られてきた書類を見てビックリ。ファイルが3つも添付されてきて、ページ数は2倍以上の100ページちょっとで、さらにもうひとつ10ページ程度の書類を作成中だという。話が違〜う! とはいえ納期も当初の予定から延びて無理な日程ではないし、いまさら断るわけにもいかない。現在約50ページを和訳している最中で、そのあと25ページの書類が待っていて、さらに110ページをプラスすると、在庫の合計185ページ! 大変なことになってきた〜!

幸いなことに、今やってる50ページはページ数が多い割に調子よく進んでいる。ひとつ前の仕事と今の仕事と、この2社を担当してから何年も経つのだけれど、様々な事情や経緯がからみあって、心情的には前の会社の方が好きだった。というか、今やってる会社に対して苦手意識というか反感みたいなものをもっていた。どうも相性が悪い、みたいな。ところが今年に限っては、前の会社の方はまるで重箱の隅をつつくみたいにあちこちちょこちょこ修正してきたからひどく時間がかかったのに、今の会社の方はかつてないほどシンプル。それだけで過去のいきさつも吹っ飛んでいきなり好感度がアップしちゃうから不思議だ。でも実際、前の会社にはのべ1週間もかかったのに、今の会社はこの分だとまだ4日目の明日中に終わるかもしれない。終わらせたい。なんとしても!

個人事業の開業届を昨日は持ち歩いていたのに投函し忘れてしまったので、1日1回外出しよう運動もかねて駅まで投函に行き、いつものようにプロントに寄る。最近ちょっと話をするようになった常連さんに指編みを教えてほしいと頼まれていたので本を持参したところ、ちょうど彼女も来ていて渡すことができた。せっかくだからと相席を迫られ、まさか断るわけにもいかない。話すようになったとはいえ、あまり得意なお相手ではないのだけれど仕方がない。当たり障りのない話をしているうちに彼女が 「もう帰らなくちゃ」 と席を立ったのでホッとした。彼女が帰ったあと自分の席に戻ると、新しいバイト君が来て、「ここ何日か毎日のように、あの人はいつ来るんだってきかれて参ってたんすよ」 と教えてくれた。毎日同じ時間に来る客じゃないんだから、店の人にきいたって分かるわけないのにね。

編み物をキリのいいところまで終わらせて帰る途中、パラパラと雨が降ってきた。深夜から東京も大雪という天気予報だけれど、この雨が雪になるのか? すでに日付が変わった今もまだ降っていないけど…?