さすがに今日は早起きをして、朝からお鍋の残りでおなかをいっぱいにした後、すぐにPCに向かう。ふとカレンダーを見ると、案の定まだ2月のまま。メインのカレンダーは、去年はムーミンだったけど、今年は調達し忘れてESSEのおまけ。卓上用は国立劇場で買った歌川国芳の浮世絵シリーズなのだが、3月・4月の分は 「朝比奈小人島遊」 という、むっちり巨人の裸姿で、ちょっと引いてしまう〜。ネット上で画像を発見した。こちら。
税務署に青色申告承認届出書は提出したものの、それとは別に個人事業の開業届が必要なんじゃないかと思い当たり、税務署に電話をして問い合わせると、担当のオバサンはひととおり事情をきいてくれたあと、「そうですねぇ。じゃあ出してもらいましょうかぁ」 って。なにそれ。「じゃあ」 ってことはないでしょ。出さなくてもいい書類ならわざわざ出さないってば。ネットでプリントして記入後に郵送すれば済むので素直に従うことにしたけど、な〜んか対応に納得がいかない。
1時を過ぎたあたりで仕事を中断し、いつでも出られるように身支度を済ませ、ゴミもまとめて、時間ギリギリまで仕事を続行。タイムリミットは3時15分。久々のアルパのレッスンに向かう。中央線の中でせっせと編み物をしていたはずが、中野までは意識があったのだが、いつのまに寝入ってしまったのか、気がついたら武蔵小金井だった。危ない危ない。隣りで女子高生2人が試験前らしくノートを開きながら話をしていて、「英文法なんて勉強しても仕方ないよね」 とのたまった。聞き捨てならないぞ。「仮定法とかさぁ、関係代名詞とかさぁ、会話で使うはずないじゃんねぇ」 って、おいおい、それは大きな間違いだ。「単語だけ知ってれば通じるよね」 そんな無茶な! まさか横から口を出すわけにもいかず、もどかしい〜。
予定より早く着いたので書店に寄って、個人事業主向けの簿記の本を買う。会計ソフトを使えばそれなりにできるのだろうけれど、せっかくだから勉強しておいて損はないはず。
5時からのレッスンでは、宿題の3曲を次々にみてもらったのだけれど、「今回から厳しくすることにしました」 と先生。次から次へと新しい曲に進んできた数年間に、それなりにいろんなテクニックも覚えた。でもいつまでたってもミスが多いのは、指の構え方、次の弦への移動の仕方など、ごく基本的なところができていないからだということで、今まで無意識にこなしてきた単純な和音すらもイチからやり直すことになった。たとえば 「ファ・ラ・ド」 と3拍子で弾く左手のベース音を今までは弾きっぱなしにしていたのを、ファを弾いたらすぐラの弦に指を当てると同時に手のひらでファの音を消す。すべての音をこうして弾きながら消していく。右手は、人差し指が不安定だという弱点を矯正するのが第一の課題。頭では理解できるのだが容易なことではない。指の形や弦にあてる角度など、すでに癖として固まってしまっているものを根本的に矯正しなくてはならないのだから。でもこの基礎練習を克服しないとここから先へは行けないのだ。ううう。お楽しみもあった。先生がパラグアイから仕入れてきてくれたアルパのCD。日本ではなかなか手に入らないものばかり。早い者勝ちなので勢い込んで4枚もゲット。
思いがけず次のレッスンが I さんだったので、喫茶店で編み物をしながら待機して、西友の地下にあるイタリアン・レストランで待ち合わせ。ちょっと早めに着いて、レストランの前にあるビネガー&ワインの専門店で、マレッティという長期熟成のバルサミコ酢を買う。「アイスクリームにかけても美味」 というキャッチコピーに惹かれ、試食(試しなめ?)してみたら、まるで黒みつみたいにとろみがあって、後味がとってもフルーティ。初回はボトル代を払って、2回目からはボトル持参でつめてもらう方式だそうな。ボトルを数種類の中から選ぶと、お店の人が白いペンでビネガーの種類を書いてくれる。おもしろ〜い。
I さんが到着。このレストランはフンギというキノコのピザがクリスピーで美味しい。他にドライトマトのアラビアータとチキンの香草焼きで、見事におなかいっぱい。I さんとはいつ会ってもついつい話がはずむのが常。7時すぎから3時間近く話し込んでしまった。I さんによると、確定申告に税務署まで行くとあれやこれやと書類を書かされるものの、郵送した場合には、不可欠な書類以外は送らなくてもあらためて請求されることはないそうだ。それっておかしくない? 不可思議なシステムだわ〜。
10時頃にお開きの後、ガラガラの中央線とほどほどに混んだ千代田線の中で編み物がスイスイ進む。11時半頃に帰宅してすぐアルパを弾いてみたら、左手のベース音を消しながら弾くのが相当に難しそう。お風呂の中では簿記の本を開く。書いてあることは一応分かるけど、私の疑問にすべて答えてくれるわけではないのよね〜。やっぱり青色申告会かな。
さて、明日からフルに仕事せねば〜!