まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

アルパの弦 張り替え その2

2オクターブめの張り替えを始める。わりと要領がつかめてきたような気がする。1オクターブめよりハイペースで進んでいたのだけれど、古い弦をはずしてから、何本めかの透明な弦 (ドは青、ファは赤) を張ろうとしたら、あれ? あれれ? 短い〜。先端に結び目を作った弦をアルパ本体の穴に差し込みビスで固定しておいて、逆の先端をアルパ上部の穴を経由させて糸巻きの軸と軸の間から引き出し、軸穴に通して巻き取るのだけれど、引き出した時点で2cm 弱しかなく、どう頑張っても軸穴に入らない。それならば、とビスをはずして上下を逆に、先に上で少し巻き取ってから下のビスを留めようとしても、巻き取る部分が短いために、バシンと音を立ててはずれてしまう。困った〜。

確か以前、先生に頂いた予備の弦がどこかにあるはず、と思い出して探し回り、ようやく見つけた。見比べた限りでは同じ太さだから大丈夫 … だよね。引き出した後の余裕部分が 30cm 以上もある長い弦なので、代用するのがもったいないぐらい。

2オクターブめを張り終え、3オクターブめにとりかかる。ん? あれ? また短い? うそ〜っ! もう予備の弦はないので、なんとかこの弦を張るしかない。四苦八苦すること数十分。さっきと同じ上下を逆にする方法でどうにか張れた。ふぅ〜。

すでに数時間経過。先生なら1時間で終わる作業なのにねぇ。とりあえず3オクターブすべての弦を張り終えたものの、まだビヨンビヨンの状態。糸巻きを急にめいっぱい巻くと切れてしまうおそれがあるので、本来の音より低く、控えめに少しずつ回していく。そう気をつけながら作業を進めていたのに、ある弦のところで突然バシン! 切れた〜! 何がいけなかったの〜?! 先生に連絡して弦をもう1本送って頂くしかないかと落ち込む。そこでハタと気がついた。最初に切れた弦が使えるんじゃ? 当ててみる。足りる足りる! よかったぁ〜。

そんなこんなでひとまず張り替えは済んだものの、また切れるんじゃないかと思うと怖くて、音を上げていく残りの作業ができない〜。でもやらないとチューニングができなくて、もちろん練習もできない。でもでも、また切れたらどうしよう〜!