まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

A Happy New Year !

maru992005-01-01

明けてしまった2005年。朝7時すぎにベッドに入り、午後に一度目が覚めて、そのままベッドでうだうだしていたらまた眠ってしまい、再び目が覚めたときにはすっかり暗くなっていたという…。初日の出どころかいきなりの寝正月。今年もこんな調子でグータラした1年になってしまうのだろうか〜。

スポーツクラブをさぼっていたここ2週間ぐらい、体重計に乗るのを避けてきたのだけれど、年頭にあたり、現実を直視する。あう〜。

晦日に押入れから引っ張り出した折り紙のコラージュをリビングに飾る。今年はこういうホビークラフト系を楽しめるぐらいの余裕がほしいなぁ。

さて、とりあえずお雑煮をば。大晦日に片づけをしながら超手抜きで作ったお煮しめもどきと、なますとタコわさを並べる。ちっともお正月っぽくないけど、まぁいいか。昔はなますも手作りしてたんだけどなあ。いかに細く切れるかってムキになってたっけ。もっと昔は、我が家のお正月の定番に牛乳カンがあった。甘くした牛乳を固めて、上に小さな花の形の人参。牛乳羊羹ってウチでは呼んでいた。今考えるとお正月料理でもなんでもないんだけど、なぜかお正月だけのお楽しみで、特別なモノだった。もう何年かすると、家族で過ごしたお正月の数よりひとりで迎えるお正月の方が多くなってしまうけれど、だからといって昔の記憶がなくなるわけじゃないんだよね。なるべく家族のことを考えないように考えないようにしていた時期はもう過ぎた。今はただ懐かしくいとおしい。

年賀状を取りに行き、出さなかったのに頂いた方への返信分を印刷し、「はじめてのおつかい」 を見ながら、とりあえず大きな袋にまとめておいた紙類の整理。その最中にハタと気がついた。伯母に頼まれた地代の振込、12月分をすっかり忘れてた! 3ヶ月に1度っていうのはつい忘れるなぁ。これは伯母の自宅の土地ではなく、都内のほんの小さな家作の分で、この家作についても建物の処分と土地の賃貸借契約の解約を進めなくちゃいけないんであるが、まずは埼玉の土地の方をなんとかしてからだな。みずほ銀行が3ヶ日アウトなので振込はお預け。

「身体文学」 のページ(http://www.issey-ogata.net/karada/kokura_workshop.htm)を読んでみた。イッセーさんのカウントダウンライブ終演後に雄三さんが語ってくれたのは、実際にワークショップの参加者に伝えていたメッセージそのままだったことがよく分かった。と同時に、自分にはとても無理だと思った。芝居が好きで様々な舞台を観てきた者として興味はある。でもこのワークショップが求めているのは台本どおりの演技ではなく(それだって十分に難しいのに)それ以上の何か。自分の中にあるものを自分で引きずり出してさらけ出す作業というか…。とてもできそうにない。そんなこと言ったらまた雄三さんに 「恥をかきたくないからだよ。頭だけが先行しているからだよ」 って言われちゃいそうだけど…。

ともあれ、大晦日という節目を機に、この日記を書き始めた2003年10月28日から2004年大晦日までの日記を本にしてもらうオプションを申し込んでみた。写真がモノクロになっちゃうのは寂しいけど、その気になればいつでもHP上で見られるんだからいいや。ちょっとワクワク。

のんびりお風呂に使って、バタバタと慌しく過ぎていった2004年を振り返り、すでに明けてしまった2005年を考える。今年も災害や凶悪事件が相次ぐのだろうか。せっかくフリーになったのだから、本業の翻訳に支障がない範囲で、できれば翻訳以外の活動も視野に入れて、少しでも広げていけたらと思う。アルパの発表会も、今年こそ、今年こそ泣かずにすむように頑張りたいし、油絵はまず、3枚目の左團次さんの絵を完成させたい。積ん読状態の本もしっかり消化したいし、舞台を見たらそのままにせず、記録として残していきたい。たくさん吸収してたくさん発信して、マイペースで充実した1年にしたい。… と書くといかにも前向きそうだけど、「身体文学」 に誘ってもらったのにビビリまくっている消極的な自分を思うと、きれいごとでしかないような気がしてしまう。

果たしてどんな1年になることやら。いやいや、そんな受身な態度じゃいけない。どんな1年にするか、と自主的にならなくちゃ。とはいえ頑張りすぎるのも禁物。健康に気をつけながら、マイペースマイペース!