まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

針仕事

maru992005-01-02

昨日のあまりといえばあまりの寝正月をさすがに反省し、今日は8時起き。お雑煮の手抜きは相変わらずで、今朝はインスタントの卵スープに焼いたお餅を入れて済ませてしまった。だってひとり分のお雑煮なんて作ろうにもリキが入らないんだも〜ん。

HPをちょこっといじり、「駄文庫」 も編集できない古いサーバから引越しさせるため、レンタル日記形式で過去のテキストをアップしてみた。こういうことを始めると、あっという間に時間が経ってしまう。

とりあえず英訳の修正は来ないようなので、印刷した返信分の年賀ハガキを持って出かけ、プロントで書いて投函。まだ2日だというのに営業しているお店の多いこと。それだけ多くの人がお正月もなく働いているということだ。大胆にも、玄関の扉に書初めの半紙を貼り出してあるお宅があったので、思わずケータイカメラでパチリ。

リビングからベランダへ抜ける扉のガラスから強い日差しが差し込むとテレビの画面が光ってよく見えないので、めんどくさがり屋の私は見栄えが悪いのを承知の上で、突っ張り棒を渡してバスタオルをかけたりしていたのだが、もういい加減なんとかしようと思い立ち、カーテン用にクリップのついたリングを買ってきた。風呂敷だのクロスだのをしまいこんである箱の中から、リビングのカーテンに合わせてベージュの生地を選び、正方形の生地の両側を折り込み、アイロンで形を整え、端かがりだけして手抜きカーテン完成♪

使い勝手がよくて愛用している藍染のトートバッグ。ただ手がついているだけの袋なので、口から荷物がこぼれないようにファスナーをつけることを思いついた。でもこのバッグ、藍染だから作務衣とか和風の格好のときはピッタリだけど、洋服によってはちぐはぐなのよね。カーテンの生地を選んだときにふと目に止まったのがブラウン系の大判クロス。真ん中に円形の模様があって、回りに放射状にエスニック系の柄が入ってる。これをバッグにしたらいいんじゃない? 折り紙の要領でメジャーも使わず、まっすぐに折った上からアイロンで押さえてバッグの形を作り、紐の部分も裁断したあと三つ折にしてアイロンで整える。あとは縫うだけ。ミシンがあれば30分もかからないんだけどなぁ。あいにくないので、すべて手縫いでチクチク。もとい、そんなに丁寧じゃなく、ザクザク縫う。自分で使うんだもん。縫い目なんか気にしない気にしない。1時間ぐらいかかっちゃったけど、いいんじゃな〜い? このバッグの分も明日ファスナーを買ってこよう。

母が紳士服の仕上げの内職をしていた頃、しつけ糸を取る手伝いをよくさせられた。あの頃、母が座る場所にはつねに 「くけ台」 があった。最近見なくなったなぁ、くけ台。かろうじて母が使っていた指貫だけは今も私が使っている。

今日は毎年恒例の初芝居生中継があったけど、めずらしく見なかった。だって今年は欲張って東京の歌舞伎公演は全部行くつもりだし、大阪からの中継は幸四郎の宗五郎なんだもん。代わりに見たのは 「ビートたけしの陰謀のシナリオ」。真偽のほどはともかくよくできていた。面白かった。この番組を見ながらも、ふと気になって3チャンネルに変えたら、花道にちょうど左團次さん♪ 舞台上には白血病から復帰した團十郎丈の元気そうな姿。カメラがまた花道に移った瞬間、反射的に左團次さんに手を振ってしまった。

それより後の玉三郎の特別番組は録画すればよかったなぁ。失敗失敗。再放送を望む。