大晦日はついつい夜ふかししたものだから、なかなか起きられずにいるところへ、枕元にスマホを置いておいたものだから、LINEの通知音で目が覚めたのが８時すぎ。その後も同級生たちとのグループLINEに続々と新年のご挨拶が送られてきて、その都度ピコンピコンと鳴るので目が覚めては、布団のぬくもりから離れられずにうとうと。そのピコンピコンが落ち着いたところでようやくぼーっとした頭もハッキリしてきて、あらためてスマホを開くと、グループLINEはスタンプの嵐で、手入力のメッセージはほとんどない。スタンプ、どれも凝っていて面白いけど、ちょっと寂しい気がしてしまう私の感覚がもう古いのかしらん。
さんざんウダウダした末にようやく起きて、テレビをつけると勘九郎・七之助兄弟に鶴松くんが加わり、お正月の特番がちょうど始まるところ。立川談笑さんと落語オタクだという南沢奈央さんと一緒に、落語と歌舞伎の関わりについて特集されていて、どちらも大好きだから、面白かった。落語が原作の歌舞伎もいろいろあるし、最近では鶴瓶さんの新作落語も歌舞伎化されたりしているからねぇ。ああ、でも年末に２週連続で勘九郎が中村仲蔵を演じたドラマを録画したのにまだ見ることができていない。
祝い膳は準備不足でちょっと色合いが寂しくなっちゃったけど、十分すぎるぐらいにお腹いっぱい。
「ジョブチューン」の３大コンビニ対決を見ながら、絵の教室の作品展の間に「目をつけていたブローチが売れてしまったので同じのを作ってほしい」とリクエストを受けたので「チクチク初め」。
「相棒」の元日スペシャルにはイッセーさんと孝太郎。公式サイトに記載のないキャストの名前をネットで調べようとしたら、とあるサイトで孝太郎の名前が「こうたろう」とわざわざ読み仮名として誤記されていたので、これはちょっと残念、とメールしてみたら、すぐに返信がきて、誤記も訂正されていた。元日なのに迅速な対応。感心感心。
リクエストされたくるみブローチを仕上げた後は、これも作品展の間に注文があって作り始めていたドイリーの続きを進めながら、「相棒」に続いてウィーン国立歌劇場の「こうもり」を観る。毎年、大晦日に上演される作品の無料配信。最後に刑務所の場面があって、酔いどれの刑務官を去年も今年も同じ人が演じているんだけど、アドリブらしい台詞で客席が大いに湧いているのに字幕表示されなくて分からないのが残念！
年末にアルパの先生と「自習」でチクチクしたときには悩んでいた箇所が試行錯誤の末にいい感じになって、ちょっと嬉しい。
そんなこんなで元日からまた夜ふかしになってしまった。今年も早寝早起きはできそうにないなぁ。
