まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

国立へ

アルパのレッスンのあとにニャンドゥティのワークショップがあるときは、先生と待ち合わせをしてランチをしてからレッスンというのが最近のパターンなんだけど、今日は変則。自宅で食事を済ませてから行くと途中でお腹が空いてしまいそうなので、早目に国立に着き、久しぶりにモスバーガーで、モスチーズバーガーとポテトとコーヒー。レジには列ができていたけれど、セルフレジはがら空きで、別の店舗でやったことがあるから素早く注文できた(とはいえ、モスバーガーのセルフレジは分かりにくい。番号札の説明が足りない)。

食後には、昨日読み終えた本と一緒に図書館で借りた薬丸岳さんの「Aではない君に」を読み始める。タイトルから想像できるとおり少年犯罪の物語。

時間を見計らって、まずはアルパのレッスン。テンポをキープできていないので、メトロノームを使って練習しないと。

そのあとワークショップ。リースを進めていて、時々こうなっちゃうのよね、と疑問に思っていたところを先生に相談し、そうなる原因を解明して頂いた。また、別の方へのアドバイスも私が以前から気になっていたことで、目からウロコ。ありがたいわー。

展示会用に託してあったドイリー等が戻ってきて一気に増えた荷物を大きなバッグに収め、5人全員で阿佐ヶ谷へ。駅前のお店で展示会の打ち上げ。トルコ料理にはあまりなじみがないのだけれど、スパイスが多用されていて、どのお料理もとても美味しかった。写真を撮るのも忘れてパクパク食べてしまい、かろうじてデザートのアイスの写真だけ。トルコのアイスといえばビヨーンと伸びるイメージだけど、ぐるぐる混ぜてもラクトアイス風。さっぱりしていて食後にはこのほうがいいかも。写真に一緒に写っているのは無糖のチャイ。せっかく写真を撮るなら、と先生がご自分のグラスを寄せてくださった。私だけ別方向で、皆さんと分かれて中野で乗り換えるとき、工事中の風景も何の気なしに撮ってみた。

幸い終バスにギリギリ間に合い、22時前に帰宅。持ち帰ったドイリー等を元通りにオーガンジーのまま掛けたり、オーガンジーからはずしたドイリーはサイズに応じてクリアフォルダーに収めたり。最後に完成した大きな正方形のドイリーは、大きなドイリー用のクリアフォルダーにも入らないので、ドイリーをはずして残ったオーガンジーに縫い付けてみた。このまま絵の作品展で飾れそう。

「おっパン」こと「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」の最終回、良かったなぁ。続いてオードリーのオールナイトニッポンも聴いてしまう。若林さんが自宅で娘とかくれんぼする話がもう最高。2人しかいないのに「一緒にかくれましょう」とパパを誘い、並んで隠れていると「もういいかい?」ときいてくる。何度か「まぁだだよ」を繰り返し、「もういいよ」と答えると楽しそうに笑うんだって。可愛すぎる! しかも、ずっとこのままでいいのか、本来のかくれんぼのやり方を教えたほうがいいのか考えた末、奥様に相談したという若林さん。子どものやることだから、と適当にあしらうのではなく、ちゃんと真面目に向き合っているのがなんとも素敵。パパとしては先輩である春日さんの相槌も楽しく、あっという間の2時間だった。

なぜましゃ?

酵素風呂の日だからアラームを7時にセットし、起きたつもりが二度寝をしてしまい、ハッと気づいたときにはもう9時ちょっと前。9時半からなのに! 幸い夕べのうちに支度を済ませておいたので、飛び起きてから5分ちょっとで家を出ることができ、自転車をいつもより必死で漕いでセーフ! 二度寝はよくしちゃうんだけど、不思議にギリギリ間に合う時間に起きるんだよねぇ。

そういうとき、目が覚める寸前まで道に迷う夢を見ていることが多い。今日もそうで、ごく近くまで行くはずが迷ってしまい、タクシーに乗ったら見知らぬ外国人女性が乗り込んできて、そこからカオスになってタクシーを降りてから洞穴みたいな場所や異国らしい場所をさまよい、最後は人の波でわやくちゃになっているところに差し伸べられた手にすがり、ぐっと引き上げてくれたのがなぜか福山雅治さんで「なぜましゃ?」と驚いたところで目が覚めた。

酵素風呂からの帰り道にある公園で、おそろいの帽子の園児たちの可愛らしい声を背後に聞きながらスマホで写真を数枚。その後も何組か園児たちのお散歩に行き会い、ほっこり。

サイゼリヤに移動し、野菜ときのこのピザとミネストローネ。最近は玉ねぎのズッパばかりだったから、ミネストローネは久しぶり。食後は昨日に続いて読書タイムで「こうして誰もいなくなった」を読み終えた。14篇の最後が表題作。タイポグラフィをとても効果的に活用した見開き2ページの作品もあり、こんなこともできちゃうのね! と驚きつつ楽しんだ。

買い物を済ませて帰宅し、夜には引き続きニャンドゥティをチクチク。急がないでいいと言われたけれど、やっぱりやりたくなっちゃうのよね。

ホワイトデー?

世間では最近もバレンタインデーやホワイトデーは盛り上がっているのかしらん? 古巣のオフィスでは義理チョコが飛び交っていたけれど、仕事で関わりのある人が多すぎて、全員には無理だし、あげる人とそうでない人を考えるのも面倒だし失礼な気もして結局、誰にもあげずにやり過ごしていた。退職後は一層縁がなくなり今に至っていて、なんとなく店頭でのチョコの売場が減ったように感じているのだけれど、気のせい?

午後にホットヨガ。ヨガビギナーのクラス。ビギナーとベーシックがあって、内容が違うんだけど強度はほぼ同じなので、どっちがどんな内容だか把握しないまま受講している。気持ちよくストレッチできればそれでいいの。

帰宅後ひと息ついてからガストへ。木曜日の日替わりランチはあまり好みではないので若鶏のグリルにしてみた。

わざわざ外食するのは読書が目的で、どうも自宅では集中できないものだから。図書館で借りた有栖川有栖「こうして誰もいなくなった」の続きを読む。わずか2ページ前後の作品もあり、気軽に読める短編集。

夜には、何日か前に型紙を起こしたニャンドゥティのリースをチクチク。I さんに選んでもらった写真を参考に、シックな配色を心がけている。「白い小花が散りばめられているのがいい」とのコメントがあったので、一番小さい直径2cmの円はすべて白で、ごく小さい花がいくつも集まっている状態をイメージできそうな模様で統一することにした。うまくいくといいなぁ。

復興コンサート

起きてひと息ついてすぐ、今日から配信がスタートした「つながる心 つながる力 みんなでつくる復興コンサート2024」を見始める。パソコンからテレビにキャストすることで大画面で楽しめる。

今年のゲストは森口博子さんで、最近は「はじめてのおつかい」でしか見たことがなく、歌もほとんど聴いたことがなかったんだけど、透き通ったとても美しい声。ガンダムの歌に続き、ご自身の歌も「皆さん知らないと思うけど」と言いつつ歌に合わせて拳を突き上げるポーズを事前に練習するなど、楽しいトークはお手の物。大いに盛り上がっていた。

「忘れないで」という意味の「わせねでや」は毎年、地元の高校の合唱部の皆さんとゲストの共演で歌い継がれている。プログラムと一緒に配布されている歌詞を配信でもテロップ表示してくれるといいのに、と思いながら分かる範囲で一緒に口ずさむ。

休憩の後に斎藤さんが客席に向かい、どこから来たかを訊くのもお約束。今回、一番遠くから来たと思われるのは下関からいらした方で、それだけでOTTAVAリスナーのあの方だと分かる。他にも多くのリスナーが駆けつけた模様。

仙台フィルの演奏曲は「スター・ウォーズ組曲」。実はスター・ウォーズを全く観ていない私でも演奏は十分に楽しめた。

アンコールは例年通り「威風堂々」。まだ客席との合唱は解禁されていなくて、自宅だから心置きなく歌えるんだけど、残念ながら歌詞がうろ覚え。

仙台フィルは50周年なのねぇ。東京でのコンサートしか行かない不届きなファンではあるけれど、ずっとずっと応援しています!

ランチはパスタ。ボンゴレって店で頼むと殻も入っているのがあまり好きじゃないんだけど、これは生協のボンゴレビアンコソースを使ったもので、あさりたっぷり。彩りにプチトマトを(ほぼ無理やり)のせてみた。

録画しておいた菊五郎の「100年インタビュー」がとても良かった。新しい国立劇場の舞台に立つことを楽しみにしていると話していらしたけれど、建替計画は頓挫したまま。一体どうなってしまうやら。すべて決まってから閉場すればよかったのに。

そのあとも「相棒」の今シーズン最終回を含めあれこれ見ながら手織りを進め、横よろけを織り終えた。よしよし。

リースの型紙

昨日はホットヨガをサボってしまったので、午後に「ヨガベーシック」。今月まだ3回目で、その3回が全部同じインストラクターさん。指示が的確で、すっかり慣れているはずのプログラムが新鮮に感じられ、ひとつひとつのポーズを今までよりしっかりできていると思えるものだから、やりがいがあるのよね。他のメンバーさんが同様の感想を言い合っているのを耳にしたこともある。今日のレッスンも満足度がとても高かった。異動も多いんだけど、ずっといてくださるといいなぁ。

ドイリーがひとつ完成し、次は、I さんご依頼の「シックなリース」。このキーワードで画像検索し、出てきた様々なリースの画像の中からいくつか選んで I さんに送り、イメージに一番近い色合いのものを選んでいただいた。

あくまで色合いだけで選んでいただくつもりが具体的なコメントもいくつかいただいたので、なるべくイメージに近くなるよう、型紙を手直し。花の直径は前回まで最大3.5cmだったのを4cmに拡大。葉っぱの形は要再考かなぁ。

小さな木枠に布を張り、型紙をチャコペンで転記してから、花の部分にだけ、糸を通す点を打ち終えたところまで。

「こっち側」のゲストは二宮さん。人の顔色を窺ってしまいがちだというミトちゃんが倫也くんには気兼ねなくあれこれ話せるそうで、ニコニコと聴いている倫也くんの優しげな表情を勝手に思い描いてほんわかしてしまう。ミトちゃんは倫也くんの名前は決して出さないし「主人」とか「旦那さん」などの表現も絶対に使わない。そこがまたなんともミトちゃんらしくていい。

そうかと思えば「星野源オールナイトニッポン」では、パソコンを自分で組み立てた話を「興味のない人ごめんね」と気遣いながら長々としたあと、奥様がそれをこっそり見ていたという微笑ましい話でほっこり。まったくもう! 2組ともお幸せそうでなにより。

カルメン/ドイリー

3月11日。あの日から13年。もう13年なのか、まだ13年なのか…。能登にも思いを馳せつつ、平安を祈る。

10時の時報を待って4月歌舞伎座の優先予約。仁玉コンビの夜の部から先に取り、スムーズに完了。

予約にかかる時間はほんの数分だけれど、その数分のためにホットヨガの最初の2コマは時間が合わず、次の2コマは私にはハードすぎるプログラム。それならば、とメトロポリタン・オペラのライブビューイングを観に行くことにして、午後の回を予約。

早目に東銀座に向かい、歌舞伎座の幕間を避けてタリーズで読書の続きをしながら時間調整をしてから東劇へ。

カルメン」は今シーズンの5作目。え? 5作目? あれ? なんと私、3作目の「アマゾンのフロレンシア」を観逃していた。METでは初演の作品だから楽しみにしていたのに。上演は2月の初め。特にその頃、忙しかったわけでもない。ライブビューイングの公式SNSをフォローしていて、今日カルメンを観に行く気になったのもその情報がきっかけだったのに、どうして3作目だけ抜けてしまったのかしらん。ショック。アンコール上映に期待しよう。

タイトルロールを演じるアイグル・アクメトチナは、まだ20代ながらネトレプコに次ぐロシアの大器と呼ばれるソプラノで、METでは以前「リゴレット」のマッダレーナを演じているとおり「悪女」の雰囲気。それが現代に置き換えたカルメンの役にピッタリで、圧倒的な存在感。ラストはホセに対して憎しみすら抱いているのではないかと思わせるような強い目をしていた。そのホセを演じるのはピョートル・ベチャワで、幕間のインタビューでアイグルとの共演について訊かれ「27歳だからねぇ」とおどけて見せる。彼はすでに57歳。30も年の差があるんだものねぇ。

舞台を現代のアメリカに置き換えた結果、カイル・ケテルセンが演じるエスカミーリョは闘牛士ではなくロデオのチャンピオンというのがちょっと安っぽい感じになってしまい気の毒だった。ミカエラはエンジェル・ブルー。指揮者のダニエレ・ルスティオーニがインタビューでビゼーについて語る場面もカーテンコールの仕草でも、とてもキュートだった。

終演は18時近くで、夕食を済ませて帰るつもりでいたけれど、それほどお腹が空いていたなかったのでそのまま帰宅。

夕べ布からはがしたドイリーの表面に残っている細かい糸くずを取り除き、明るい背景色のほうが、とごく薄いベージュの紙にのせて撮ってみたら、蛍光灯の加減なのか全体がぼやけた印象になってしまうので、ほぼ黒に近い背景で撮ってみた。

実物とはちょっとイメージが違うかなぁ…。スマホで撮るのは難しい!

日曜日のあれこれ

昨日に続き、二度寝をしてしまった。春眠暁を覚えず…?

仙台ではそろそろ OTTAVA仙台フィルの復興コンサートが始まる頃だなぁ、と思いながら図書館へ。以前は多くのリスナーが集まり、コンサートのあと一泊して翌日は女川や南三陸石巻などの被災地を回っていたのだけれど、コロナ禍以降コンサートの模様が配信されるようになり、私は仙台には行かずに配信で視聴するようになった。残念ながら生配信ではなく、今年の配信は13日にスタートするので、それまでは心の中だけで応援。

図書館では、まだ多くの人が順番待ちをしている宮部みゆきさんの「ぼんぼん彩句」を恩田陸さんの「失われた地図」とともに返却し、予約している他の本はまだ順番が来そうにないので、在架の図書のうち文庫本の棚から有栖川有栖さんの「こうして誰もいなくなった」と薬丸岳さんの「Aではない君と」を選び、借りてきた。

その足でコメダ珈琲へ。日曜日の午後とあって混んでいたけれど、家族連れが多い中カウンター席に空きが出てすぐに案内してもらえた。なにか食べるつもりで迷っていたら「スマホでアプリからオーダーしてください」と言い、店員さんは行ってしまった。正直めんどくさいわー、と思いながら「たっぷり玉子のピザトースト」とブレンドを注文。でも隣りに座ったオジサンは口頭で注文していた。それでもいいなら私も今までどおりそうしたい。

熱々のピザトーストは、パンの間に玉子がぎっしり入っていて、4つ切りでも口を大きく開けないと入らない。チーズがとろとろでとっても美味しい。2つまではパクパクいけたんだけど、3つ目でもうしんどくなってきて、でも熱いうちじゃないと、と思いながら無理やりの4つ目。お腹がいっぱいすぎるー。

食後に読み始めた「こうして誰もいなくなった」は短編集。わずか数ページの短いものもあり、サクサク読める。有栖川有栖さんの作品は初めてかな。

買い物を済ませて帰宅。まる子の声はまだTARAKOさん。今後どうなるのかしらねぇ。

他にも TVer で「マンガ沼」や「おっパン」こと「おっさんのパンツがなんだっていいじゃないか」を見ながらニャンドゥティを進め、ひととおりチクチクし終えた!

その後、糊付けをして乾かしてから、プレミアムシアターでトゥールーズ・キャピタル劇場で上演されたオペラ「ルサルカ」を観ながら布からドイリーをはがす作業。前回、木枠に布を張ったままではがしたらとても楽だったのだけれど、今回はよく使う8番の糸より細めの12番の糸なので、あまり力を入れると歪んでしまいそうで、慎重に、慎重に。

ルサルカは水の精ということで、舞台はほぼ全面プールという大胆な装置。温水だとしても体力を奪われそう。童話の人魚姫と違い、最後は王子様も死んでしまうのよね。終演とほぼ同時にドイリーをはがし終えたので、続く「メシアン」の演奏は録画に任せておいてお風呂へ。先日の展示会の会場でもチクチクしていたドイリーがようやく完成してよかった!