まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

1週間

発熱したのが先週金曜日の夜遅くだったから、今日でちょうど1週間。早かったような長かったような…。

自宅にあるもので食事はどうにかなっているものの、自宅にこもりきりで買い物にも行かずにいるから生鮮品を切らしてしまい、そろそろフレッシュな野菜がほしくなってきた。でも、もう1週間、まだ1週間。5類への変更で外出禁止は5日間とされ、すでに解けているものの、どうしようかと迷っているうちに午後になり、14時からの林田さんの OTTAVA Andante をリアルタイムで聴き始めてしまったので、今日のところは外出はおあずけ。

Andante を聴きながら昨日始めたクロスステッチの続きをし、Andante の終盤1時間ぐらいはテレビの音を極小にして、フィギュアスケート全日本の女子ショートプログラムをまずBSで、前半戦から見始め、地上波に引き継いでたっぷり4時間。

国際大会では滑りを目にすることもない大勢の選手たち。それぞれの国で同じように、無数の選手たちが世界の舞台をめざして切磋琢磨しているのだろうなぁ。採点基準が頻繁に変更されたり、試合によってジャッジの判断に差があったりと、他のスポーツとは違う難しさもあるしね。また、ロシア勢が出場できなくなってからずいぶん経っていて、いつまでこの状況が続くのか誰も分からないし、いずれ戻ってくるとして、そのときのフィギュアスケート界がどうなっているのか。と、見ながらあれこれ考えていた。

そのあと途中から見始めた「うちの弁護士は手がかかる」の最終回を見届けてから、中村屋に密着する特番。古いお弟子さんの勘之丞さんが9月に亡くなっていたことをこの番組で初めて知った。ニュースを見逃していたのかなぁ。穏やかな笑顔が大好きだった。合掌。

玉三郎から七之助へと「天守物語」の富姫役が引き継がれていく様子も興味深く、それをありがたい、と涙する兄勘九郎の表情がまたなんとも。この物語は姫路城の天守閣が舞台とされていて、その姫路城を臨む場所に平成中村座が設けられ、ラストの恒例、舞台奥の壁を取り払って実際の姫路城が姿を現す場面はとても感動的だった。

そのあと「きのうなに食べた?」の最終回を見て、自分より若いシロさんが「老い支度」を考え始める流れに身につまされ、ケンジのような遺す相手がいるシロさんを羨ましいとも思ってしまった。

そのあとNHKプラスでEテレの「芸能きわみ堂」を見る。左團次さんの特集。俳優祭での楽しいお姿も放送され、個人的に親しかったという高橋英樹さんが本人は面白いことを言っているつもりはないのに周りが笑ってしまう、みたいなことを言っていらしたけれども、いやいや、笑かす気満々でございましたよ。よくもまぁ、これだけ面白いことを真面目な顔で言ってのけ、周囲が大笑いしていてもなおその表情を崩さずにいられるものだと思ったことは数しれず。なんたって、とある劇団の宴会で撮ったという一糸まとわぬお姿の写真を持ち歩いていらっしゃいましたからねぇ。名古屋の御園座にお邪魔した後、タクシーの中でこっそり見せて頂いたことが懐かしい。

そんな今日の夕暮れ。空が不思議な雰囲気だったので…。