まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ひかりのあしおと

特に予定がなく、アラームをセットしないで寝た翌日は、起きてすぐ時計を見るのではなく、何時かなぁ、と考える。何時に寝たっけ、と思いだそうとせず、体内時計にきいてみる感じ。今日はなんとなく、10時半ぐらいかなぁ、と思ったのに、時計を見たらそれより3時間近く経過していてビックリ。もう午後やん!

ひと息ついてから図書館へ。村田沙耶香さんの2冊を返却したら在架の図書の中から物色するつもりでいたのに、昨日予約した本がもう別の図書館から届いていた。早っ!

その文庫本「ギンイロノウタ」を受け取り、久しぶりにはま寿司へ。もう15時を過ぎていたのに、土曜日のせいかまだまだ混んでいて、すでに売り切れのメニューも少なくなかったけれど、私のチョイスにはそれほど影響がなく、満腹。

そのあとコメダ珈琲に移動し、しばらく空席待ちの後テーブル席に落ち着き、早速、読書。「ギンイロノウタ」に収録されている最初の作品「ひかりのあしおと」を読み終えた。全体が主人公の女性のモノログで、これまでに読んだ村田沙耶香さんの著作の中では初めてのですます調。事実のように書かれていることが実際は主人公の主観というフィルターを通したものなので、読みながらイマジネーションを働かせないと理解が追いつかない。モノログは淡々としているのに、彼女の精神状態がもうギリギリのところにあるように思われて、痛々しいというか、やりきれないというか…。

買い物を済ませて帰宅。日が落ちると一気に気温が下がる。着るもので調整しないと風邪を引いちゃいそう。そんな気候なのに、今頃になって左膝を2箇所、お腹も1箇所、蚊に食われていたりする。蚊も夏が暑すぎて大変だったんだろうけどねぇ…。

エルステバンク・オープンの準決勝戦を観たあとにオードリーのオールナイトニッポンを聴きながら、ニャンドゥティをチクチク。模様を1つ仕上げたつもりが、糸を間違えたことに気付く。どうしたわけか、土台とまったく同じ糸で模様をチクチクしてしまった。なんで途中で気付かないかなぁ。がっくりと落ち込んだあと、ほどき終わったところで今日はおしまい。