今日の最初のお客様は、ファッション雑誌から抜け出してきたようにオシャレな女性で、英語オンリー。中国の方だったのでてっきり留学生に日本語を教えていらした I さんの生徒さんかと思いきや、絵が好きで今日は１日、銀座の画廊巡りをするつもりとのこと。翻訳の仕事をしてはいても読み書きばかりで喋るほうは自信がないものだから、次から次へと質問されてアタフタしつつ、楽しいひとときだった。手芸コーナーにこっそり混ぜてあるポケモンのモンスターボールを見つけ、小さい頃に大好きだったと飛び跳ねて喜んでくれたりして、可愛かったなぁ。
先日、文楽でご一緒した方がもうひとり来てくださったのも嬉しかったし、毎回来てくださるスペイン語の先生は、昨日作り足したばかりの派手めのブローチをお買い上げ。派手めのをまた作ったほうがいいかしらん。
初日にお手伝いに来てくれたＴさんが月と星のブローチのうち、星を２つ入れてみたのを角度を変えると人の顔のように見えると言い、弧の形になっているビーズの１列を赤にしたら口になって、ピエロになるんじゃないかと。作ってほしいとリクエストされ、試作してみた。それを I さんの妹さんがいらしているときに見ていただいたら、I さんも妹さんもほしいと。あらまぁ、これはまた思いがけない展開。
左の写真がきっかけになった月と星のブローチで、右がピエロの試作品。
そんなこんなもありつつ、今日はお客様がいらっしゃらない時間も比較的多く、図書館で借りた浦賀和宏さんの「彼女は存在しない」を行きの電車で読み始めたばかりなのに、帰りの電車で読み終えてしまった。
昨日、問い合わせのメールを送ったクライアントからは、同文とは気付かなかったと返信が来て、ファイル１つ分で済むことになった。分量が半減したので、作品展が終わってからでも納期に十分、間に合いそう。
４日目だから早くも折返し。明日からは後半戦。早いなぁ。
