初日は搬入日でもあるので、ギャラリーのオープンは14時。集合時間は11時なのだけれど、なんとなく気が急いてしまい、早目に家を出て北千住駅構内のスタバに落ち着き、サラダラップとコールドブリューコーヒーで腹ごしらえを済ませ、10時ちょっとの始発の日比谷線で銀座へ。もう何度も来ている場所とは言え、1年半ぶりなものだから、地下鉄の出口から地上に出たところで、さて、どっちに行くんだっけ、としばし迷ってしまったけれど、無事に到着。お久しぶりです~、と管理事務所の方にご挨拶。
「水と油の4人展」として2010年にこのギャラリーで始まった作品展がその後、2回目から5回目までは5人展になり、6回目で4人展に戻り、7回目以降は3人になってしまったのでゲストをお迎えして「3人+1人展」という形になり、今回が9回目。普段は4人で習っているのだけれど、そのうちTさんはいずれ個展を開く予定だから教室展には不参加なのに、わざわざ手伝いに来てくれた。
業者の方が運び込んでおいてくれた絵の梱包を解き、まずは壁に立てかけるように置き、先生に並べる順番を決めていただく。その間に私は手芸コーナーの準備を進め、つい没頭している間に、私の絵の準備も他の方がしてくださっていた。ありがたいわー。
今日初めて目にする先生の絵3枚も、今回のゲスト作家である奥さまの作品3展も素晴らしく、ため息が出ちゃう。すべての作品が並び、先生が照明の調整もしてくださって、見慣れたはずの自分の絵たちも見栄えが何割か増したように見えて嬉しい。
手芸コーナーの準備も終わり、交代でランチへ。私は先生とTさんと3人で「とん㐂」へ。ヒレカツ定食、美味しかったー。
手芸コーナーは、こんな感じ。
手芸コーナーに並べたブローチのうち、月に星を2つ入れたものが角度を変えると人の顔のように見え、これでピエロを作ってほしい、とTさん。なるほどー。面白いかもしれない。やってみよう。
14時になり、いよいよオープン。中学の同級生のグループラインで宣伝したとき、返信のなかった女性陣のひとりが思いがけなく来てくれて、自分用だけじゃなく娘にも、とブローチを2つお買い上げ。つい先日、文楽でご一緒した方も初めて来てくれた。また、今回はニャンドゥティの小さなモチーフをいくつか組み合わせてピンだけ付けたブローチも3つ展示してあり、展示だけのつもりで販売は予定していなかったのに、Wさんのご友人がそのうち1つをご所望で、取り置いて作品展の終了後にお渡しすることになった。
他にもお客様をお迎えし、初日から賑わい、ありがたい限り。18時半すぎにギャラリーを閉め、帰宅し、お風呂でゆっくり温まり、出て脱衣場の鏡に映る自分にビックリ。左半身を中心として広い範囲に発疹が出ている。2年ちょっと前に出たのとまったく同じ症状。いつから出ていたのか、痛くも痒くもないから気付かずにいた。
前回は、皮膚科で柔軟剤にかぶれたのだろうと言われたのよね。それ以来、柔軟剤は使わずにいたのにどうして、と考えた末、今日は今年の誕生日にWさんに頂いたフレンチスリーブのワンピースを着たくて、7分袖のエアリズムをインナーに着ようとクローゼットの奥から引っ張り出し、1日中、着ていた。おそらくそれが2年ちょっと前に柔軟剤を入れすぎたときのもので、それ以来、着ていなかったんじゃないかと。
作品展が終わるまで、皮膚科に行く時間はない。痛くも痒くもないからいいけど、鎖骨の上ぐらいまで広がっているから、襟ぐりの大きな服は着られないなぁ。前回もらった塗り薬の残りを探したものの、処分してしまったのか見つからないので、皮膚疾患全般に効くポーポークリームを塗りたくる。早く治まってくれますように…。