まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

手織教室/天板ケーキ

ずいぶん前に予約した図書が届いたという知らせを受けて、朝イチで図書館へ。8時半からだと思って9時前に行ったら9時からで、しかも貸出カードを忘れるというポカ2連発。受け取った今村翔吾さんの直木賞作品「幸村を討て」は分厚く、ずっしりと重い。

早く読みたくなって、一度帰宅し、普通の織り機よりずっと軽い「ユッタ」を持ち、サイゼリヤより開店時間が早いガストへ。モーニングメニューの中から温玉ドリアを選び、ミニサラダをプラス。食後に早速、読み始める。「鎌倉殿の13人」や川本喜八郎さんの人形による「平家物語」でなじんでいた源平の時代から一気に4百年ぐらい飛び越して戦国時代へ。ただでさえ登場人物が多いのに、本編の間に真田家のエピソードが挿入されているため、時代が行ったり来たりするから、頭の中を整理しながら読み進めないと混乱してしまう。でも読みやすい文体だし、心理描写や会話の組み立て方が巧みで面白い。意外と一気に読めちゃうかも。

90ページ余りでキリのいいところまで読み終えたところで手織教室に向かう時間。貸し会議室のほう。もう十月だというのに日差しが強く、暑いので冷房を使用。前回に続き私が持っていったユッタが話題になり、他の方もネットで探したけれどずっと高いと。え? 本当? 私は3千円弱で買ったのに、とその場でスマホで調べてみたら、私が買ったamazonではすでに在庫がなく、他のショップでも同じ名前の商品は1万5千円前後で販売されている。ただ、商品名は同じだけど、私のは無地のダンボールで送られてきたのに、高いほうはカラフルな印刷の箱入りで、付属品も若干違っている。もしかすると私のは、いわゆる型落ち品が放出されたものだったのかもしれない。でも、付属品の櫛が私のは木製なのに新しいほうはプラスチックだし、本体の構造は変わらないしで、私が買ったもののほうが良さそうに見える。どうやら私はとんでもなくラッキーだったらしい。

楽しくおしゃべりしながら時間までユッタで斜線織りを進め、終了後にはタリーズに寄り読書の続き。520ページ余りのうち160ページ近くまで読み終わった。徐々に面白さが増してくる。先が楽しみ。

ケーキの材料を買って変えるつもりが荷物が重くなるのであきらめ、一度帰宅してから近くのスーパーへ。さつまいものシルクスイートとりんごだけでずっしり。その上に卵のケースをそっと置く。

帰宅後すぐにケーキ作り。さつまいもとりんごを一口大に切り、バターではなくオリーブオイルを使った生地に混ぜ込み、オーブンの天板に広げて焼くだけ。天板のサイズは約36✕24cm。レシピでは、さつまいももりんごもグラム数ではなく「大1本」「中2個」という記載だったので分量の判断が難しく、多すぎるような気もして、天板からあふれたらどうなっちゃうんだろう? と心配だったけど、いい感じに焼き上がった。

どどーんと迫力のある焼き上がり。ムーミンのフードカバーが天板をカバーしきれていないけれども、まぁ、いいでしょ。

楽天オープンのキリオスの試合や日本の選手同士の対戦を観た後、女子バレーの対ベルギー戦を観て、古賀さんの復帰にひと安心。そのあとユーミンがゲストのタモリ倶楽部空耳アワースペシャルで笑い、ケーキが十分に冷えたところでカット。まず長辺を2等分してから半分ずつ3等分した時点で、すでに等分になっていないという…。それでもどうにか6つに切り分け、そのひとつひとつを4つに分けて(もう等分とは書けない)合計24個。計算上では6✕6cmの正方形になるはずだったんだけども … 物差しで測りながらカットしたのに、なぜー???

厚さはそれほどないので、ティータイム用には1人2個✕5人で10個、残りをお土産用に3個✕4人分をラッピングし、残り2個のうち1つを試食してみた。生地は甘さ控えめだけど、さつまいもの甘さとりんごの甘酸っぱさがちょうどいい。これはきっと喜んで頂けるはず!