白いモスバーガーが登場したというニュースをネットで知り、これはぜひ食べてみたい、と久しぶりに行ってみた。白いのは4種類のチーズを使ったソースで、おなじみのミートソースに代わってチーズソースだけがかかっているのではなく、ミートソース少なめで、チーズソースがたっぷり。2つのソースの相性もよく、美味しかった。遠い昔モスでバイトしていた身としては、バンズの上にパティとトマトスライスを重ね、玉ねぎのみじん切りをこんもりと山にした上に熱々のミートソースをかけるのはなかなかに難しかったから、その上にさらにチーズソースをかけるのは大変だろうなぁ、と考えてしまう。バンズからあふれて余ったソースはポテトにつけて完食。
東銀座に移動し、東劇でメトロポリタン・オペラのライブビューイング今シーズン最後の「ハムレット」を観る。METのハムレットと言えば、トマの作曲でサイモン・キーンリーサイドが演じた刺激的な舞台が強く印象に残っている。それが今回はまたまったく新たな作品として生まれ変わり、演劇的な要素が一層強くなった。「観客をハムレットの内面に連れていく」とインタビューでブレット・ディーンが語っていたとおり、ハムレットの心情を現す不安定な音の連続。通常の楽器とは異なる様々な道具を駆使し、合掌も通常と異なり、数人がピットに入り、タンギングなど人の声で様々な音を出し、楽器の一部として不可思議な音楽の一端を担う。オフィーリアの狂乱の場では音楽が彼女の心情を表し、ハムレットの母ガートルードを演じるサラ・コノリーがインタビューで、自分のパートは比較的リリカルな旋律が多いので、共演者たちから羨ましがられていると語っていた。音楽が伴奏でなく効果音のような働きをしているので、歌い出しのきっかけをつかむのも難しそう。ハムレットを演じるアラン・クレイトンは、ピーター・グライムズが合いそうな外見、と思っていたら近々METでピーター・グライムズを演じるそうな。さもありなん。いずれWOWOWかプレミアムシアターで放送されたら、必ず録画してじっくり観たい。それはそうと、インタビュアーのクリスティーン・ガーキーが倍ぐらいに膨張していてびっくり。ワルキューレでブリュンヒルデを演じたときにはもっとシュッとしてたのに。それでもやっぱり美人だし笑顔が素敵で話術も巧み。楽しいインタビューだった。
帰りに北千住で途中下車。おぼんdeごはんで夏野菜トマト麻婆。ボリュームたっぷり。ご飯もお味噌汁もおかわり自由なんだけど、いくら美味しくてももう入りませーん。
ノルデアの準決勝では、ティームに勝ったバエスがルブレフにもストレート勝ち。強い!
そのあと1週遅れでスタートした「石子と羽男」の1話を録画で見る。さださんが倫也くんと共演しているのがなんだか不思議。倫也くんの衣装がぶっ飛んでいて、どんな衣装でも着こなしちゃうんだよなぁ、と見惚れる。司法試験を1回で合格するほど優秀でありながら、現場で予想と違う状況に直面するとフリーズしてしまう羽男。そういう弁護士、実際にいそう。