まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

行き違い

夕べ遅くに仕上がった英訳を今朝9時にクライアントに届くように送信予約をし、安心してゆっくり起きたら、そのクライアントからメールが届いていた。受領確認かと思いきや「メールが行き違ってしまったようで」とあり、ん? と思ったらそれより前、8時ちょっとにもメールが来ていて、作業中の英訳を中止してほしいと。えええ。

受注した案件はいずれも、「急がないからゆっくりどうぞ」と事前に言われるようなレアケースでない限り、最速を心がけている。クライアントから納期を指定された場合はその納期に合わせてペースを調整するけれど、「いつまでにできますか?」ときかれて自分から納期を提案する場合も、可能な限り早い日時を設定し、多少の無理をしてでも頑張って間に合わせるようにしてきた。今回もそうだったんだけど、作業をするのが早すぎたという予想外の展開。

最初のメールが届いた時点ですでに作業が終わっていたことを返信のメールで説明。先方はそれ以前の2通目のメールで、中止の申し出にかかわらず、費用は通常通り支払うと言ってくれていたので、送った英訳が役に立つ日が来ることを願いつつ、請求書を作成。先方のメールがとても丁寧で配慮にあふれていたので恐縮してしまった。

さて、と気を取り直し、録画を消化しながら手織を進める。いろいろ見た中で、「ドキュメント72時間」で取り上げていた写経に興味が湧いた。いきなりお寺を訪れ、硯で墨をするところから始めるのはハードルが高いので、ネットで調べてみたら、写経のお手本をダウンロードできるサイトもあったので、まずは自宅で、筆ペンで試してみるのもいいかもしれない。

経糸の端ギリギリまで織り終えた。明日はもう手織教室の日だから、日程のほうもギリギリ。1段ごとに丹念に目を拾う必要があった前回に比べ、シンプルな平織りだからスイスイ進み、快適だった。まだ経糸の端の始末をしていないまま、クルクルと巻いて1本目のエアリーチェックマフラーと並べてみる。2本目のほうが幅が狭く、長さもちょっとだけ短いけれど、白っぽいマフラーがほしかったので、満足満足。