まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

METライブビューイング

金曜日なので、まずは朝イチで酵素風呂。寒い中を自転車で行くよりも、と先週と同じく駅まで早足で歩いて電車で1駅だけ移動する形で行ってみたんだけど、先週ほど汗の出が良くなかった。起きてから家を出るまでの間の準備が足りなかったかしらねぇ。

ガストの「海の幸ごはん」でブランチを済ませてから帰宅し、ひと息ついてから、再び外出。まずは眼科で3か月分のコンタクトレンズを受け取り、そのあと東銀座へ。歌舞伎座の切符売場で代券の半券と自宅に忘れていた本券を提出すると、本券の半券を切り、スタンプを押した半券が戻された。これにて手続完了。チケットを忘れても観劇できるって、そそっかしい私には本当にありがたいシステム。

そのあとスタバで時間調整。萩尾望都さんの「訪問者」を読む。「トーマの心臓」に続くオスカーの物語を含む短編集。時間の余裕がたっぷりあるので、没入しても大丈夫。

窓の外が暗くなってきたところで、ドリップコーヒーのレシートで100円になるおかわりのコーヒーをマイボトルに入れてもらい、東劇へ。待ちに待ったメトロポリタン・オペラのライブビューイング新シーズンが開幕! 2020年7月に「さまよえるオランダ人」を観たのが最後で、そのシーズンのその後の公演は中止され、以後は過去作のアンコール上映だけだったから、本当に久しぶり。

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シーズン第1作はムソルグスキーの「ボリス・ゴドゥノフ」で、タイトルロールを演じるのは2010年の前回と同じくルネ・パーペ。ただ前回の上演とは脚本が違い、ボリス自身の苦悩にフォーカスし、自分が即位するために皇帝ドミトリーを暗殺したという疑惑に触れる場面を減らすことで、上演時間は短縮され、休憩もなし。その結果、開幕前に簡単な作品紹介と再開を喜ぶ総裁のコメントがあっただけで、出演者のインタビューがなかったのは寂しいけれど、パーペの歌唱はもとより合唱も素晴らしく、久しぶりのライブビューイングを十分堪能できた。今シーズンはどうか中止されることなく最後まで上演されますように。

帰宅後、録画で全豪オープンの5日目。大坂なおみさんの試合。フルセットの戦いとなり、最終セットもタイブレークにもつれ込む接戦。10ポイント制のタイブレークでなおみさんのミスが続き、残念ながら惜敗。でも今日のなおみさんは悲しい顔をすることなく、常に冷静で、負けた後も晴れ晴れとしていた。次の大会に期待しよう!