まるぶろぐ

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叔母との旅

午後に池袋へ。絵の教室へ行くときの乗換駅だけど、駅の外へ出るのは東京芸術劇場に行くときぐらいで、サンシャイン劇場はとっても久しぶり。駅からサンシャインまではすぐだけど、サンシャインに入ってから劇場までが遠いのよね。日曜日とあって混雑していることもあり、様々なショップを素通りしながらぐんぐん歩き、やっと到着。

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加藤健一事務所「叔母との旅」の東京での千穐楽。加藤さんのほか、ご子息の義宗さん、天宮良さん、清水明彦さんの4人だけで、主人公のヘンリーとその叔母オーガスタを含む24人の登場人物を入れ替わり立ち替わりで演じ分けていく。オーガスタだけは常に加藤さんで、その際は青いスカーフを手にし、ヘンリーを含むその他の役は次々に入れ替わる上、ト書きに当たる状況説明の部分も、朗読劇のように、と言ってもそれぞれに動きながら、演じられていく。こんな形式のお芝居は初めて観た。出演者の皆さんは、すべての台詞とト書きの部分を覚え、さらにどこでどう動いてどのタイミングで入れ替わるかも頭に入っていないといけないわけだから、それはそれは大変だったんじゃないかと。観ているほうも、登場人物を目で見分けることができないので、しっかり台詞に集中していないと把握できない。そのせいか、私の右隣りに座っていたご夫婦は、休憩時間に「ちょっと歩いてこようか」と言って席を立ったきり戻ってこなかった。後半にも見どころがたくさんあったのに、もったいなーい。とはいえ、私も把握しきれていない部分が少なくないような気がして、帰宅後にグレアム・グリーンの原作を図書館で予約した。

再びぐんぐん歩いて駅へ。池袋は行き慣れていないせいか苦手な街なので、どこにも寄らずに自宅の最寄駅まで戻り、コメダ珈琲で図書館で借りた萩尾望都「一度きりの大泉の話」を読む。往復の電車と幕間でも読み進めていたので、その続き。予備知識ゼロで読み始めたこともあり、少女漫画の世界にどっぷりはまって育ってきた私には衝撃的な内容で、時間を忘れて一気に最後まで読んでしまった。そして読み終えた今もまだ気持ちが追いついていかないというか、呆然としてしまっている。

あれこれ考えながら帰宅し、夜には「生きてふたたび 保護司・深谷喜助」というドラマを見た。これはこれでまた考えさせられる深いドラマで、お風呂の中でもつらつらととりとめもなく考え続けていて、なんかもう疲れちゃった。

そんな今日のくるみブローチは2つ。

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