まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

国立劇場

先週の歌舞伎座に続き、今日は国立劇場。いつもどおり正午開演だったかな、とチケットを確認したら11時開演。あらら。確認してよかったー!

早めに到着すると、劇場周りの桜が満開で、プチお花見。

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明智光秀が信長への謀反を決意するまでのプロセスを描く「時今也桔梗旗揚」。幕開きに大河ドラマのオープニングのような音楽が流れ、違和感があったんだけど、「麒麟がくる」のオープニング曲だと分かり納得。見ていた人には分かる演出だったのね。「名作歌舞伎入門」と題する公演だったこともあり、案内役の片岡亀蔵さんが「麒麟がくる」の説明を、と言いつつ手にいた台本が「ダーウィンが来た」のものだった、というオチもあったり。

歌舞伎の世界では昔から上演禁止の憂き目にあわないように実名を避け、明智光秀は武智光秀、織田信長は小田春永とするのがお約束。菊之助の光秀に、その妹を新吾、妻を梅枝、彦三郎の春永、萬太郎の森蘭丸に鷹之資の力丸。本来、菊之助に合う役ではないと思うんだけど、岳父となった吉右衛門の意向もあるんだろうなぁ。実際、吉右衛門が監修しているし。「歌舞伎界一のイケボ」と称されることもある彦三郎の春永が良かったなぁ。ただ声がいいだけでなく、じっと耐えている光秀を追い詰めていく迫力。13時半には終演してしまい、短かったのが残念。もっと観ていたかったなぁ。

終演後、1月の国立劇場のあとにも行ったマザーインディアへ。チキンビリヤニのプレートを勧められた。まさにそれが食べたかったの。ネットで評判になっていたから。

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サフランライスの下に骨付きチキンが2本。ライスは炊き込みご飯のようになっていて、それだけで美味しいのに、カレーをかけると一層美味。ヨーグルトもデザートとしてでなく、ご飯にかけて頂いた。美味しかったー! 次回また国立劇場にくるときは絶対このビリヤニをリピートしちゃう。

行き帰りと幕間でも読んでいた「神様の御用人8」をコメダ珈琲でさらに読み進め、帰宅。昨年受注した案件のうち1つだけ、請求先がクライアントの海外支社だったものが未入金で、担当者に問い合わせていたところ、源泉徴収の関係で必要なフォームに記入して送信してほしいと。PDFファイルで直接入力はできないので、印刷して手書きしたあと、スキャンしてPDFファイルにして送信。普段、手書きをクライアントに見せることってめったにないから、英文字とはいえひどく緊張してしまった。

世界フィギュアの男子ショートプログラムは、しょーまくん、ジャンプのミス等で6位。ネイサン・チェンにも珍しくジャンプのミスがあったものの3位に踏みとどまり、羽生くんの1位は想定内として、2位に鍵山くんが食い込んだ。フリーが楽しみ。