まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

あの日から10年

朝イチで4月歌舞伎座の予約。このところずっと時報とともに購入画面に入れていたのに、いつもと同じように準備をしていたはずがアクセス集中のループに捕まってしまい、やっと入れたときにはもうどの日も中央ブロックがすべて売り切れまたは残り僅少という状態。もちろん今日の優先枠だけの予定枚数が終了しただけなんだろうけども、最近はこんなに早く売れちゃうことなかったのになぁ。

それでもとにかくチケットを確保してから、録画しておいたドラマ「ペペロンチーノ」を観る。東日本大震災から今日で10年。宮城発の地域ドラマで、それぞれの向き合い方が描かれていた。夕べはお風呂の中で、津波で沖合に流され、数日間漂流を余儀なくされた男性の実話をもとにしたドラマ「星影のワルツ」。「監察医朝顔」でも、朝顔の母の骨がようやく見つかり、柄本明さんの涙に思わずもらい泣きをしてしまった。

ドラマのあと、OTTAVA仙台フィルの復興コンサートの配信を観る。実際のコンサートは7日の日曜日だったんだけど、なんやかやで観るのが遅くなってしまった。指揮は岩村力さん、ゲストは加藤登紀子さん。アンコールでは「威風堂々」をみんなで歌うのが恒例だったんだけど、今年は時節柄、合唱はなし。でも自宅だし、歌詞もあらかた覚えているので、しっかり歌ったよ。

観終えたときには14時半を回っていたので、追悼式の中継を見ながら、地震が起きた時刻に黙祷。東日本大震災だけでなく、その後も各地で起きた災害で犠牲になったすべての人の魂が安らかでありますように。

そのあと買い物に出て、帰りにコメダに寄り、図書館で「神様の御用人」と一緒に借りた「カールの降誕祭」を読み始め、一気に読み終えてしまった。「翻訳目録」と同じタダジュンさんの挿絵に惹かれて借りたもので、ブラックな短編集にタダジュンさんの挿絵がピッタリ。面白かった。

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