まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

織ったり描いたり

昨日は結局、寝そびれてしまったのでさすがに寝不足で早めに就寝したものだから、今朝は自然に早起き。このまま規則正しい生活にもっていけるといいんだけど、それがなかなか…。

ウィーン国立歌劇場の配信は、「パルジファル」の3回めに続き「ばらの騎士」の2回め。前回の1994年の舞台があまりにも素晴らしく、まるまる2回じっくり観たのがまだ3日前。今日の3回めは2017年12月とぐっと新しくなり、演出も舞台装置も衣装もまったく同じなのに、たとえば元帥夫人の仕草などが現代的。前回はなかった字幕が今回はあるので、前回は雰囲気だけで味わっていた歌詞をしっかりチェックしつつ、手織りを進めながら鑑賞。

2幕の終わりまで観て、ひとまず中断。斎藤さんの OTTAVA Andante に切り替える。オペラを観るときはパソコンのモニターに全画面表示にするのだけれど、OTTAVA の間はその必要がないので、手織りから油絵に切り替え、もとにした写真をモニターに表示。

先週の水曜日に枝の位置を直し、絵の具が乾いたところで今日はその先へ進むはずだったのだけれど、あらためて見直すとまた枝の位置が気になり始めた。実際の枝はすごく入り組んでいるのをできる限り省略しようとしていて、でも柿の実を入れるためにはその部分に枝が必要になり、その配置がなかなかうまくいかない。描いては直しを繰り返し、ふと思いついて写真をモノクロでコピー用紙に印刷し、省略する枝をグレーの絵の具で塗りつぶしてみた。実際にはない位置に枝を配置するより、このほうがうまくいくような気がする。

それで結局、今回も枝の位置の調整だけで終わってしまった。焦らず、じっくり。

Andante が終わったところで再び「オペラを観ながら手織り」に切り替え、残りの3幕を観る。クラッシミラ・ストヤノヴァの元帥夫人、ステファン・ハウツィールのオクタヴィアン、エレン・モーリーのゾフィーにペーター・ローズのオックス、そのいずれにも足りないところなんてまったくない。ただただ、1994年の舞台が素敵すぎただけ。

夕食には、またお鍋。今回は鮭がメイン。ぐつぐつ。

f:id:maru99:20200417183725j:plain

コウノドリ」傑作選に涙したあと、スマホで無料のコミックス「モリのアサガオ」を3巻まで。死刑囚と向き合う刑務官の話で、ドラマ化もされているけど見ていない。死刑の是非については、まだ20代の頃、行きつけの居酒屋で人権論者の友人と侃々諤々の議論になってしまい、マスターが「まぁ、そのへんで」と割って入ってくれて、それを機に話題を変えたことがあった。育ってきた環境によっても考え方に違いがあるから、どちらも譲れなかったのよねぇ。難しい問題。

ああ、またあれこれ考えてしまって寝付けないかも…。