斎藤さんの平成最後の OTTAVA Salone を聴きながらせっせと織り続け、Salone の後は、中居くんと鶴瓶さんが司会の「世界仰天ニュース」の第二部を途中から見て、語学留学していた日本人学生が犠牲になったニュージーランドの地震の話題に胸が痛んだ。東日本大震災の17日前だったのねぇ。そのために続報が途絶え、ご遺族は置き去りにされてしまった。地震で倒壊したビルがあったのはクライストチャーチで、私にとっては初めての海外で、初めてのホームステイを体験させてもらった思い出深い街だから、まだお嬢さんの安否が分からない間に、家族が彼女のホームステイ先を訪ね、ホストファミリーと抱き合いながら涙にくれる姿に、もらい泣きしてしまった。建築上の基準を満たしていなかったことが明らかなのに、ご遺族は今まで一度も関係者から謝罪の言葉さえ受けていないという。また当時、留学なんて金持ちのすることで、贅沢した罰だという心無い書き込みがネットにあふれたというのも初めて知った。どうしてそんなひどいことができるのか。たまらない思いがした。
そのあと各局の特集番組を少しずつ見たりしていたんだけど、なんかもう大晦日みたいな大騒ぎで、陛下のご退位への思いとかけ離れた騒ぎように、これは違うんじゃないかなぁ、という気がして見るのがいやになり、録画の消化をしながら手織りを続けているうち、織り終わりを示す金棒が見えてきた。ゴールが近い！
平成のうちには終わらなかったけど、午前１時すぎに最後まで織り終え、織り機からはずしてみた。長さは十分。色糸が足りてよかった。まだ仕上げ前なのでゴワゴワしてるけど、一応、写真をば (^^)
