まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-03-03

ひな祭りの日だったけど、今年もお雛様は出さずに終わってしまったわー。

夕べ、スーパーオーケストラの素晴らしい演奏を聴いて帰ってから、整経の続きをようやく終わらせ、途中まで織ったんだけど、一晩で終わるわけはなく、中途のままで手織教室へ。

1枚めの糸が細すぎたほうも「ちゃんと模様が出てるじゃない」って言ってもらえたんだけど、自分ではどうしても納得がいかず、やり直しの2枚めは糸の太さがビミョーに違う、そのビミョーな違いが模様にするとかなり大きな違いになってしまいそうなことが明らかになりつつある状態で、これもまた納得のいく仕上がりにはなりそうになく、私としてはすでに3枚めを織る気になっているのだけれど、「よくやるねぇ」と、感心というよりは呆れられているような…^^; 一度できちんとしたものが織れればもちろん織り直しなんてしないんだけど、どの程度のミスならよしとするか、その「程度」が人によって違うのねん。

終了後にサブウェイで遅すぎる昼食。一応はメニューを見て迷うんだけど、結局アボカドベジーになっちゃう。クラムチャウダーをプラス。食べ終わってひと息ついているところへ、ゴーサイン待ちだった案件がクライアントの都合でひとまずキャンセルになったという連絡。あらまぁ。

ということで、帰宅後は心置きなく手織に専念。織りながら、本田さんの Salone を聴く。美しい音楽が流れるだけでなく、様々な薀蓄を聴くことができるのもOTTAVAの楽しみのひとつで、「グリーンスリーブス」の意味は「良い子は調べないで下さいね」と仰るので調べてみたところ、直訳すると「緑の袖」で、実は娼婦を示唆しているとのこと。この曲が生まれた当時のイングランドでは、娼婦には取り外しができる緑の袖を目印としてつけることが義務付けられていたそうな。また一節には、一部の地域では緑が精霊や死者の衣を表すことから、恋人が死んでしまったことを意味するという説もあるとか。後者のほうがロマンチックだけどねぇ。

さてさて、手織りの2枚めは、ベージュの緯糸で織り進んでいたのをエンジに替えたら、案の定、ベージュよりエンジのほうがごくわずか細いために段の高さがそろわず、しかもベージュは2本取りだったからエンジを3本取りにしてみたら、今度はエンジのほうが太すぎてしまうという…。やっぱりこの2枚めをさっさと織り上げて、3枚めに挑戦するしかないわー。