まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

maru992015-03-04

絵の教室で話題になったブリヂストン美術館のコレクション展。とても充実しているのでぜひ見たほうがいいと薦められ、しかも使用後の半券を提示すると入館料が半額になるリピーター割引があり、その半券を頂いたので、急ぎの仕事がないうちに、と出かけることにした。

東京駅から歩いてすぐ。方向音痴の私でも大丈夫。5月から建て替えのため数年間の休館が予定されていて、休館前の最後の展示として収蔵品からのベストセレクション約160点がずらり。平日の昼間なら空いているんじゃないかという期待に反して予想より混んでいたけれど、幸い声高なオシャベリをする人などがまったくいなくて、ひとつひとつの作品に集中できる。前の人について進むのではなく、空いているところを選んでグルグル移動しながら、まず一巡。ルオーの作品が並ぶコーナーのソファでひと休みしたあと、特に好きだった作品に「再会」するためにもう一巡。ああ、満足。好きな作品がたくさんある中、デュフィの「オーケストラ」、カイユボットの「ピアノを弾く若い男」、藤田嗣治の「猫のいる静物」の3枚のポストカードを購入。

併設のティールーム「ジョルジェット」に寄り、珈琲とレアチーズケーキのセットを注文したら、珈琲がサーバーのまま出てきて、小さめのカップに注ぐと、とってもいい香り。力強いのにクセがなく、とっても美味しい珈琲で、カップにたっぷり3杯分。しかもおかわりもできるらしい。レアチーズは、ごくプレーンの軽そうな見かけに反し、まるで生のチーズそのままのように濃厚なのに、しつこくなくて、珈琲によく合う。極上のカフェタイム。

美術館の向かいに手芸店を見つけて入ってみた。「越前屋」という老舗で、1865年創業とのこと。「手づくり手帖」#3「北欧を想う手づくり」という本が面白そうなので購入。

そのあと東京駅の駅チカで、カルビー売店とディーン・アンド・デルーカに寄る。D&Dのほうは、ロゴの入ったトートバッグをよく見かけるけれど、実店舗が近くになくて、初体験。プレッツェルプレッツェル生地のクロワッサンを購入。岩塩の粒がゴロゴロのってるプレッツェルは、遠い昔、語学研修の引率でドイツを訪れた際、ヒットラーが演説をしたというミュンヘンのパブで初めて食べて以来のお気に入り。

自宅の最寄り駅まで戻って、アリオの上島珈琲店で、手織りの1枚めの経糸を房結びにする作業。そのあと「ロスト・ケア」の続きを読む。

買い物を済ませて帰宅し、ゲレンさんの Salone を聴きながら、手織りの2枚めを織り終えた。結局、同じ段数で織ったのに、緯糸がベージュの部分とエンジの部分とが2センチぐらい違ってしまった。模様はクッキリ出たんだけどなぁ。はぁ〜。