まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

整体 → Movix

このところまた耳鳴りが悪化していて、やっぱり整体では無理なのかなぁ、と思いつつ、4回めの来院。基本的に身体の歪みが原因のひとつという考えのようなので、朝のストレッチを念入りにして、いつも施術のメインになりがちな右脚の股関節をほぐし、左右差を軽減していった。その甲斐があったのかどうなのか、2回めと3回めは施術の内容がほぼ同じだったんだけど、今日は新たなバリエーション。また、肩甲骨周りもやや硬いそうで、その部分をほぐすためのストレッチを教えてもらった。毎日少しずつ続けることでこの部分の可動域が広がると、ヨガのポーズのうち苦手な後屈もやりやすくなるそうだから、頑張ってみるつもり。今回の施術で、耳鳴りがいくぶんでもやわらいでくれるといいんだけど。酸素ボックスで30分、ゆったり過ごして終了。年内にもう1回、予約を入れてもらった。10回券を使い切ったら、その後も続けるかどうか考えるつもり。

飯田橋からアリオに直行し、Movix でたまったポイントをチケットに交換し、「サイレント・トーキョー」を観る。以下ネタバレになるけども、中村倫也くんが爆破犯の一味なのか、そうじゃないのか、途中まで分からなくて引き込まれた。スクランブル交差点での大爆破の映像が衝撃的で、パンフレットのプロダクションノートによると、実際のあの場所と形も面積も同じ広大なオープンセットを設営し、約1万人のエキストラを含む人や車の映像を撮影した後、CGで再現した実際の風景と合成したんだそうな。その場面の反響のすごさに、「オープンセットだって言わなけりゃよかったな」という監督の素直な感想に納得。

単にスペクタクルなだけでなく、とても考えさせられる内容だった。鶴見辰吾が演じる首相の「日本を戦争ができる国に」という発言が事件の発端となる。もし現実だったら、首相との対話を求める犯人の要求に、この国の首相はどんな回答をするのか。クリスマスの夜にスクランブル交差点で、という爆破予告を面白がって集まってくる群衆。コロナ禍の今はともかく、以前のハロウィーンの状況を考えると、コロナ禍でなければ現実の爆破予告にあんなに人が集まってしまうのだろうか。

佐藤浩市石田ゆり子西島秀俊のほか、美食探偵に続いて中村倫也くんのお母さん役の財前直見、妖怪シェアハウスで酒天童子を演じていた毎熊克哉、コールドケースで幼児殺害の容疑者を不気味に演じていた井之脇海らがそれぞれに熱演。後輩刑事役の勝地涼やテレビクルー役の金井勇太もいい味出していたなぁ。広瀬アリスは、考えなしでお節介で騒々しい、うざい役なのがちょっと気の毒。

1年前に撮影したもので、今ではもう1万人のエキストラを集めて撮影なんてできない、ともパンフに書かれていて、そうよねぇ、とため息が出た。

観終えた頃には夕食時だったので、フードコートのリンガーハットで「牡蠣ちゃんぽん」。映画の半券で餃子が3つついてくる、はずだったのがなぜか5つついてきて、得しちゃった。

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牡蠣はふっくらしていて美味しかったけど、汁の塩気が強すぎ。野菜ももう少し多いとよかったな。