まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

手織教室

1日は毎月、手織教室のための施設予約があり、いまだに感染防止のために抽選会は行われず、13時からの電話予約のみ。ところが今日は13時から手織教室。以前も同じように1日が教室だったことがあり、12時50分に鍵を受け取り部屋を開けた後、13時に受付に戻って予約の手続をしてもらったから、今回も同様に、と思ったら、それだと電話の人より有利になって不公平だから、電話が空いている時間帯にだけ受け付ける、とスタッフ。へ? 13時からずっとつながるまでかけ続けているんだから、通話中か電話が鳴っているかのどっちかでしょ。とにかく不公平なことはできない、の一点張りで埒が明かないので、一度はあきらめて鍵を開けに行き、すでに来ていたメンバーに入ってもらい、13時ちょっと前に受付に戻ると、他の団体の代表者も来ていて、同じ話題で揉めている。融通がきかないのは古参のスタッフで、彼女が電話応対している間に、私は初めて見る新任らしい年配の男性スタッフが3人それぞれの予約内容をメモし、手際よく処理してくれた。きっと実務経験が豊富な方なんだろうな。

教室では、別の手織教室と掛け持ちで通っているメンバーがその別の教室のほうで入手したという「波型シャトル」を持ってきてくれた。 f:id:maru99:20201206230937p:plain

緯糸を渡したあと、これでトントンすることにより、 横方向の「よろけ縞」ができる。シャトルの上下で形が違うので、1本で2種類の波型を使い分けることにより、様々なバリエーションを楽しめそう。写真では光の加減で分かりにくいけど、木目がとても美しい。「当分使う予定がないから試してみて」と私に貸してくれた。他のメンバーもぜひほしいとのことで、私がまとめて注文することになり、帰宅後すぐにネットで注文。うまく使いこなせるといいなぁ。

夜には、ウィーン国立歌劇場の無料配信で、モーツァルトの「後宮からの逃走」を観る。今年10月12日の公演で、ライブ配信されていたのに見逃していた。コンスタンツェ、ブロンデ、オスミン、ベルモンテ、ペリドッロという主要キャストをそれぞれ歌手と俳優とが2人で1役を演じ、同一人物を演じる2人の間での会話もある不思議な演出で、そのせいかカーテンコールでは、キャストには喝采の後、演出に対して大ブーイング。ハンス・ノイエンフェルスによる今回の演出がこれっきりになってしまうのか、上演を重ねて受け入れられる日が来るのか、さて、どっちかしらん。