まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ワクチン予約

ワクチンの接種券が届いているものの、病院で接種したほうがいいのか、集団接種でも心配ないのか、手織教室のメンバーである介護ヘルパーさんが現場の状況に詳しいので、今日の教室で相談しようと思っていたら、職域接種で一足先に接種をした彼女から連絡があり、接種後数日経ってもまだ体調が思わしくなく、寝たり起きたりで仕事も休んでいる状態なので、今日の手織教室は欠席すると。そうきくと、どこで接種するかよりそもそも接種すべきかどうか迷ってしまうねぇ。区内の病院はもうほとんどが予約の受付を中止しているから集団接種しかないと思う、と彼女が追加で連絡をくれた。

それで結局、予約は保留のままで手織教室へ。いつもどおり早めに家を出て、サイゼリヤでランチのあと、積ん読本の中から藤沢周平の「喜多川歌麿女絵草紙」を読む。

手織教室では、まず仕上げていった波型シャトルのマフラーを見て頂き、ひとしきりワクチンの話題で盛り上がったあと、ななこ織りの続き。ところが、織り進むにつれて両端が気になり始めた。左右の端が安定するように、両端の経糸を2本取りにするのが習慣になっていて、今回もそうしたのだけれど、ななこ織りはもともと2本ずつでマス目にする織り方だから、2本取りにしたことで両端が3本ずつになってしまい、その余計な1本が悪目立ちしてしまっている。うーむ。どうしてもっと早く気づかないかなぁ。幅が狭まってしまって一度ほどいてやり直したのに…。迷った末に、やっぱりもう一度ほどいてイチからやり直すことにした。気になるところがあるままだと進められない性分なのよねぇ。

帰宅後、迷った末にワクチン予約にトライ。まず病院をチェック。近くの病院のサイトでは予約受付中となっているのに、区の予約サイトの接種会場にその病院が出てこないので、サポート窓口に電話してみたら、おかしいですねぇ、と言いつつ調べてくれて、やはり受付を中止していることが分かった。その場で予約の対応をしてくれると言われたけれど、接種会場の場所が名前だけでは分からないので、調べながら自力でやってみます、と電話を切る。ところが、7月も8月もほとんどうまっていて、予約できる日がわずかしか残っていない。仕方なく7月末と8月末を予約したものの、ファイザーの2回めは本来3週間後なのに、5週間ちょっと空いてしまっている。6週間ぐらいまで大丈夫らしいけど、やっぱりちょっと不安。

さて、リッチアーモンドケーキの続き。2回めはステンレス製の花の形の型を使い、レシピ1回分がちょうど入った。これを教室で切り分けることにして、花びらが浮き上がるように粉糖をトッピング。昨日焼いた分はお土産用。でも前回の絵の教室で皆さんから誕生日プレゼントを頂いてしまったので、そのお礼もかねて、お土産用をいつもより豪華にしたいから、3回めを焼く。一口サイズのローズ型が15個並んでいるシリコン型をメインに、残りの生地で1回めと同じローズ型3個とハート型1個。これだけ焼けば大丈夫。

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そのあと、メトロポリタン歌劇場の無料配信で1982年の「ばらの騎士」を観る。伯爵夫人をキリ・テ・カナワ。名前に聞き覚えがあると思ったら、ダウントン・アビーで館に招待されて歌を披露する歌手として、本人の名前で出ていた人だった。若き恋人オクタヴィアンをタチアナ・トロヤノス、その彼と恋に落ちるゾフィーをジュディス・ブレーゲン。オックス男爵には他のプロダクションでも同じ役を演じていて、すっかりはまり役のクルト・モルリヒャルト・シュトラウスの音楽が美しく、二重唱、三重唱の響きにうっとり。何度観ても飽きない素敵なオペラ。