まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

ハンモックトートバッグ

さて、明日は手織教室。本来は、バッグを完成させて次の作品の準備も済ませているべきだったんだけど、バッグの持ち手の処理に時間がかかりすぎ、いまだ完成していない。それを少しでも完成に近づけるべく、仕上げの作業に専念。

まず、持ち手の分だけ長くしてある経糸を4本ずつ四つ編みにする作業がすべて終わったところで、市販の芯地を使ってバッグ本体の形を作る。芯地は黒で、織地の裏に重ね、アイロンをかけるだけでピッタリと貼り付き、裏地と接着芯の役割を兼ねてくれる。次に、芯地がついた織地を中合わせにしてミシン掛け。

うちの小さいミシンでは、中合わせにした織地2枚分と芯地2枚分の厚みがもうギリギリいっぱいで、ミシンの針押さえの下に無理やり挟み込む感じ。芯地はソフト、ミディアム、ハードの3種類からミディアムを選んだのだけれど、もし一番厚くて硬いハードを選んでいたらもう絶対にこのミシンでは縫えなかった。

両端をただ直線縫いするだけなので、あっという間。ただ、中合わせで縫った後に裏返してみたら、織地の端ギリギリを縫ったつもりが一部、端に寄りすぎて緯糸の端が覗いてしまっている。大失敗。

幸いミシンで縫ったのをほどく必要はなく、さっきの縫い目より内側にもう1本、ダーッと縫えばOK。

次に、縫ってできた端の耳の部分の処理。芯地の1枚だけを縫い目から数ミリのところでカットし、もう1枚の芯地で耳の部分の全体を包むように折り返し、アイロンをかけると、しっかり接着されて耳の中身が全部キレイに隠れてくれた。よしよし。

これでぺったんこのバッグの形は完成。マチを縫い付けてしまう方法もあるけれど、場合に応じてぺったんことマチ付きの両方で使えるように、バッグの内側にホックかボタンをつけてマチができるようにしようかと。

残るは持ち手。四つ編みにした経糸をさらに4本ずつ四つ編みにしたら、いくらなんでも太くなりすぎて扱いにくそうだったので、最初の四つ編みはそのままで、3本ずつ三つ編みにしてみる。その三つ編みを左右から線対称に1本ずつ取り、真ん中で結ぶんだけど、結び目があるとゴロゴロしてしまうので、さて、どうするか…。

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あれこれ試行錯誤した結果、まず三つ編みの1本ずつにあった結び目をすべて解き、左右から中心に合わせた2本を結ばずに絡ませるようにして、細い別糸でグルグル巻きにしてみた。左右から6本ずつを中心でグルグル巻きにする、それがバッグの表裏の両側にあるので、計12本。その長さが持ったときにちょうどよく同じになるように調整するのがまた大変。

ここまでの作業を終え、別布でポケットを縫う。明日の教室では、バッグの内側にこのポケットを縫い付け、グルグル巻き状態の持ち手にスエードのカバーを付ける作業をする予定。

うーむ。やっぱり派手すぎたよねぇ… 。