まるぶろぐ

備忘録として日々の出来事をこまごまと綴っております

オペラとニャンドゥティ

コメダでニャンドゥティを布からはがす作業を途中まで終え、糸が絡み合っていて毛抜でむしり取らないとはがれない部分だけを残して帰宅。

昨日の深夜から OTTAVA.TV でウィーン国立歌劇場のオペラ「シモン・ボッカネグラ」の配信がスタートしているので、それを観ながら毛抜を片手に地道な作業。

MET のライブビューイングでも、プラシド・ドミンゴのタイトルロールで観たことがあるヴェルディの作品。今回のタイトルロールは、6月に配信された「アイーダ」でアモナズロを演じていたシモーネ・ピアッツォーラ。その政敵であるフィエスコを最高峰のバスと言われるフェルッチョ・フルラネット。シモンの娘でありフィエスコにとっては孫娘にあたるアメーリアをマリーナ・レベッカ、その恋人であるアドルノは、先月配信された「ドン・カルロ」でタイトルロールを演じていたファビオ・サルトーリ。

有名なアリアはないんだけど、重唱の響きが素晴らしかった。様々な組み合わせによる二重唱、三重唱にさらに合唱が加わったりして、毛抜を握る手も思わず止まり、目を閉じてじっくりと聴き入らずにはいられない場面も多々。

そしてオペラが終了する頃には、2枚のニャンドゥティが完成。布をはずして糸だけになったところを写真に撮るのは難しく、背景によっては糸だけなのがよく分からなかったり、ちっともキレイに見えなかったり。今回もさんざん試行錯誤の末、四角いモチーフのほうはひざ掛けの裏地の上で、アラサペのバリエーションのほうはソファの上で撮ってみた。

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四角いほうが1辺が25cm弱で、下のアラサペのバリエーションをそれと比較したサイズ感はほぼ写真のとおり。

今回は2つとも満足のいく仕上がり ♪