アルパの先生が南米にいらしている間、レッスンはお休みだったので、久しぶり。宿題のポルカは最後の部分がリズムがとても難しかったんだけど、右手の和音も左手のメロディも8分音符に分解し、右手のどの音と左手のどの音とが対応するかをまず頭で理解してから何度も練習することで、どうにかリズム全体を把握することができた。とはいえ、自宅でスムーズに弾けるようになっても、先生の前で同じように弾けるかどうかはまた別の問題。
案の定、1回めは、その難しい部分にたどり着く前の比較的シンプルな部分でもうつっかえつっかえだったんだけど、何度か繰り返し弾くうちにリズムが難しい部分もそれなりにスムーズにこなすことができ、1回で合格。次の曲を録音していただいた。まったく雰囲気の違う素敵な曲。
先生が南米で仕入れてきた手作りグッズのうち、まず小さなタペストリーは、浮織の柄と真っ赤な平織りとでできていて、平織りの上に縦糸をすべてながく垂らした状態で、その上に横棒が通してあって、これもひとつのアイデアだなぁ、と感心。普段、縦糸の残りは短く切ってしまうから、目からウロコだった。別の手織のバッグは、持ち手とは別に、編んだベルトが横にぐるりと通してあって、その端の房の部分がお人形になってるの。しかも片方は男の子で、もう片方は女の子。これがとっても可愛らしかったので、ぜひ真似してみたくて写真を撮らせて頂いた。手織の教室でみんなに見せようっと。
終了後はいつもどおり御茶ノ水のエチオピアで野菜豆カリー。自宅の最寄り駅まで戻ってから、これまた久しぶりのコメダ珈琲でひと息ついて、持参した新書を読むつもりがなんとなく気乗りせず、店内の雑誌のうちオレンジページを斜め読み。
過せりにツタヤに寄り、NHKで放送中のドラマ「透明なゆりかご」の原作コミックスを探すと、最新刊の7巻が平積みになっていて、もうそんなに出てるのかぁ、と思いながら、お試しのつもりで1巻のみを買うことにした。レジに向かう途中で、浦沢直樹とルーブル美術館のコラボというポップが目に止まり、その作品「夢印」も購入。
そんなこんなで、帰宅したのは22時ちょっと前。73回目の終戦記念日に、こんなふうに普通の1日を送ることができる幸せに感謝。