まるぶろぐ

まるのダイアリーから移行しました。

maru992018-05-25

昨日の夜の部に続き、歌舞伎座の昼の部へ。十二代目團十郎の五年祭に加え、成田山新勝寺の開基1080年、二代目團十郎の生誕330年に当たるそうで、二代目團十郎が初演した「雷神不動北山櫻」の幕が開く前に海老蔵の口上。成田屋という屋号につながる新勝寺との縁は、子宝に恵まれなかった初代が新勝寺に祈願し、二代目が誕生したことが端緒だそうな。

のちに市川家の十八番となった「鳴神」「毛抜」「不動」が含まれているこの作品で、海老蔵鳴神上人、粂寺弾正、不動明王のほかに早雲王子と安倍清行の計5役を演じる。「鳴神」の場面では、菊之助の雲の絶間姫に斎入・市蔵の黒雲坊・白雲坊。このベテラン二人がとても良かった。

「毛抜」の場面では、團蔵の玄蕃に九團次の数馬、彦三郎の民部に児太郎の秀太郎雀右衛門の巻絹、友右衛門の春道に廣松の春風、梅丸の錦の前、市蔵の万兵衛。鉄製の櫛と磁石で姫の髪を逆立てるというトリックに、以前は方位磁石が使われていて、そもそも櫛と磁石が引き合っても髪が逆立つはずはないのに、方位磁石ではなおさらおかしいのを承知の上で、そこが芝居でさぁ、と乗り切ってきたのが最近、方位磁石ではなく大型の四角い磁石が使われるようになってきた。今回もそうだったんだけど、ただ四角いだけの磁石って見栄えが良くないし、磁石かどうか分かりにくいのよね。だからあえて方位磁石を使ったんだろうなぁ。

大筋の部分では、松也の豊秀、錦之助の基経ほか。早雲王子が立廻りの途中で、「ああ疲れた」と言わんばかりに「はぁ〜」とため息をつくのが面白かった。光源氏のようなこしらえの安倍清行は、見た目は若いが百歳を超えているという大胆な設定で、しかも女好き。それを逆手に取り、「麿よりも女好きの松也」とアドリブをかまし、客席を沸かせていた。

最後は、悪心の早雲王子が魔界に連れ去られ、真っ赤な炎に包まれた不動明王の空中浮遊。この場面でのスモークがものすごい量で、最前列からはしばし舞台がまったく見えない状態になったほど。ほぼ無臭でドライアイスのような冷たさもなかったから不快ではなかったけれど、ただただビックリ。

幕が閉まると帰り支度を始める人もいたけれど、もう一幕あるのよ〜。時蔵のお光に若衆の種之助と橋之助がからんで結局やられてしまう「女伊達」。傘と水桶を使った立廻りが美しかった。

15時半過ぎの終演後、東銀座駅のホームから美容院に電話を入れると、担当さんが17時半ぐらいまで手が離せないと。「じゃあ、その頃伺います」と予約をし、北千住のスタバで時間調整してから南千住へ。「そろそろ暑くなるから、短めにしようか」と言われ、おまかせで、さっぱりショートにしてもらった。軽〜い♪

北千住に戻り、ルミネにある東京純豆腐で夕食を済ませた後、カップケーキに使うグラシンペーパーを買いに富澤商店に寄ったら、オクラの素揚げがあり、買ってみた。どんな味がするのかなぁ。

帰宅後、明日の絵の教室用にカップケーキを焼く。カルピスの原液をたっぷり使い、バターではなくサラダ油で。6つはシリコンのマフィン型にグラシンペーパーを敷き、残り6つは紙製のカップで焼いたら、なぜか紙製のほうがキレイにふくらんだ。熱の伝わり方が違うのかしらん。

ケーキを焼き終わったら、急に疲れが出ちゃってマッサージチェアへ。15分のコース1回だけでもかなり回復する気がする。もはや必需品。