今日もまたまた朝から雨。しかも寒くて、ウルトラダウンのベストを着込んだだけでは足りずに、机の下の壁掛け暖房「膝暖板(ひざだんぱん)」をスイッチオン。5月なのに!
幸い特に予定のない日なので、ひたすら和訳に専念。ページ数が多いので、やってもやっても終わらない気がしてくる。
もうずいぶん長いこと翻訳の仕事をしてきたのだけれど、その当初に比べてますます難しくなっているのがカタカナ問題。最近あまりテレビの画面でお見かけしない小池都知事が一時期、カタカナを多用しすぎると話題になっていたことがあるけれど、まさにそれが問題の核心で、英語の発音をそのままカタカナ表記するのがどこまで認められるか。
自分で書く文書なら、自分で決めればいいことなんだけど、翻訳の場合、書類の当事者がどの程度までカタカナを容認しているかを判断する必要がある。役職名なども、以前は日本の会社の役職名といえばほとんどがごく普通の漢字表記だったのに、最近はディレクター、マネージャー、マネージングディレクターなど、カタカナ表記の会社も少なくない。部署名もそう。他にも会社のポリシーとか、キャッチフレーズみたいな表現にも英語が多用されるようになり、会社のウェブサイトでも英語をそのままスペルアウトしているケースもあって、和訳文にそのままコピペしていいのか、カタカナ表記にすべきなのか、日本語で意味を添えるべきなのか。あれこれ考えつつ、頼りはネットの情報なので、検索を繰り返していると、その回数が多すぎるのか、「異常なトラフィックが検出されました」と画像認証やらなんやらを要求されて面倒なことこの上ない。
そんなこんなで時折り頭を抱えたりしつつも午前2時すぎまで和訳を続け、ようやく全体の半分を超えた。ふぅ〜。
お風呂を済ませ、昨日に続いて真っ暗な寝室へ。本を広げたりスマフォをいじったりすることもなく、かえって健全かも (^^ゞ